デザイナーのfuyuna(@fuyuna_design)です。
今年の2月末頃から、新型コロナウイルス感染拡大防止のために自宅で過ごす時間が長くなり、仕事もリモートワークとなりました。
外出好きな自分には少し辛い時間ではありますが、せっかくなら家で過ごす時間を上手に活用し、「今こそ集中してやろう」と実践することも増えました。
そこで今回は、「デザイナーとして成長するために今家でできること」をまとめてご紹介します。
Contents
デザイナーが成長するために家でできること
デザイナーやクリエイターが家で実践できるスキルアップ方法はたくさんあります。以下、今だからこそじっくり取り組める9つのTo Doをご紹介します。
ポートフォリオを作る・充実させる
自分と向き合える時間が確保しやすい今のうちに、ポートフォリオを作ったり、コンテンツを見直して充実させたりしましょう。
特に未経験からデザイナーを目指す場合は、想像以上にポートフォリオの果たす役割は大きいです。まずは公開を目指して制作に取り組みましょう。
私も自身のポートフォリオサイトと紙のポートフォリオを持っていますが、どちらも1年前に作ったものなので、掲載する実績の選定や改修を進めたいと考えています。
手を動かしてデザインの練習をする
本を見ながら今まで挑戦したことがないデザインを練習するのもオススメです。PhotoshopやIllustratorを使ってデザインの引き出しを増やしたり、所要時間を知っておいたりすると実務でも役立ちます。
例えば、次のような練習を私は実践しています。
- 本を見ながらPsd/Aiでデザイン練習をする
- 過去の制作物をリデザイン・ブラッシュアップする
- デザインを模写してアイデアを盗む
- パスの扱い/ペンツールの練習をする
- 身の回りのデザイン観察/別案を考えてみる
- ブログのアイキャッチ画像を作ってデザイン練習する
- 季節に合ったデザインをしてみる
レタッチやデザインに関して私が練習に使ったり、アイデアをもらうために参考にしている本を以下にご紹介します。引き出しが増やせるので、ぜひ参考にしてみてください。
▼デザイン独学・自主トレ関連の記事
【デザイン独学】難易度を少しずつ上げて「とにかく作る」を実践する
Illustrator初心者にオススメの本とバナー模写練習の進め方
デザイン初心者がphotoshopでバナー模写を1ヶ月続けてわかったこと
【Photoshop】動きのあるフラッグの作り方を解説
【Illustrator上達】ペンツール・ベジェ曲線の練習方法解説!オススメはロゴトレース
クリスマスカードのデザインをPhotoshopで練習してみました
本を読む
パソコンから離れて、ゆっくり本を読むのもオススメです。
小説、デザイン・クリエイティブ関係の本、ビジネス書、写真集、エッセイなど、好きなジャンルの本を読むことでリラックスできたり、アイデアが生まれやすくなったりします。
以下の「Osusume Books」のページは、現在販売中の独学デザイン本のご購入者様のみに公開していましたが、新型コロナウイルスによる“緊急事態宣言”の発令中のみ、すべての人に公開します。
オンライン動画学習をする
オンライン動画学習のいいところは、家事や他のことをしながらでも学べるところ。動画の内容に沿ってデザイン練習をしたり、コーディングしたり、メモを取ったり、自分のペースで学べるのも良いですよね。
以下、オススメの動画学習サービスです。
各サービスについて紹介した記事もあります。よければ参考にしてみてください。
ブログを書く
せっかく時間がたくさんあるので、ブログを書きましょう。仕事が減っている人、転職活動がうまくいかない人ならなおさら、積極的に自分で発信してチャンスを作りましょう。
私は以下のような目的を持ってブログに取り組んでいます。
- 発信力・共感力を磨く
- デザイン・文章・見せ方の実践練習
- 自分の思考・知識を整理する
- 自分のコンテンツの充実化
- ブランディングの強化
- アナリティクス・マーケティングの意識
- ブログ収益を出して心に余裕を作る
基本は自由に楽しくブログを運営していますが、上記を踏まえて取り組むことで、結果が出て喜んだり、知的好奇心が満たせたり、転職や仕事に役立ったり、メリットがたくさんあります。
WordPressでブログを始める方法とコツ
Webデザイナー・Webデザイン勉強中の人がブログを書くメリット
ブログの文章が書けない人のための4つの上達法【ブログの書き方】
パーソナルブランディングについて考える
人に会う機会が少ないからこそ、たっぷり自分と向き合い、自分自身の価値を高める「パーソナルブランディング」について考えましょう。
これから自分のブランディングを始める方、考え直したいと思っている方は、いきなり手法を学ぶのではなく、「ブランディングとは何か?」「何のためにするのか?」を最初に学ぶことをオススメします。
ただ見た目を統一したり、「私はこういう人です」と主張し続けることがブランディングと思われがちですが、実際はそんな単純なものではないと思います。
私も勉強しながら実践・反省を繰り返している身ですが、以下の書籍を読めばブランディングに対する理解が深まり、その上で自分を商品としてどう見せるか考えやすくなると思います。
レビューやコーチングを受ける
最近はZoomやDiscordといった“オンラインで人と話したり、画面共有したりできるツール”が充実しているので、家にいながら先輩デザイナーやメンターからレビュー・コーチングを受けることができます。
「もっとデザインをブラッシュアップしたい」
「先輩デザイナーからの意見がほしい」
「自分の方向性がわからない」
そんな方は、デザインのレビューやコーチングのサービスを利用してみるのがオススメです。
作業環境を整える
リモートワークになって自宅の作業環境の見直しをしている方も多いのではないでしょうか?
自宅で効率よく作業したり、外出制限の解除後に外で作業したりできるよう、今のうちに作業環境・ツールを見直しましょう。掃除もその一貫だと思います。
テレワーク中なら郵便物の受け取りがいつでもできるので、これを機に新しい道具などを揃えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに私は、今より広いデスク、本棚、ipad miniがほしいので、スペースを確保する方法・レイアウトの検討、オシャレなものを調べたりしてます。
【追記:2023年】
大きいデスクを購入しました!2023年版のデスク環境や使用道具を紹介した記事も公開しています。よければの見てみてください🙌
コロナが終息したらやりたいことリストを作る
不穏なニュースが多い現在ですが、「元の生活に戻ったらやりたいこと・ワクワクすること」を考えれば、少しポジティブな気持ちになれます。
人と会って話したり、気になっていたお店に行ってみたり、旅行したり、朝活したり、おしゃれなカフェに行ってみたり、カメラを持って出かけたり、泊まれる本屋でのんびり本を読みながら寝落ちしたり…
手帳やノートに「Wish list」として書き出すことで、引き寄せの力もはたらいて希望が叶いやすくなるかもしれません。時間があればぜひやってみてください。
まとめ
全国で緊急事態宣言が発令され、自宅で過ごす時間が長くなった今だからこそできる、「デザイナーとして成長するために家でできること」をご紹介しました。
外出制限、イベントの中止、不穏なニュースなどネガティブになりやすい現在ですが、自分と向き合う時間を確保しやすく、スキルアップやコンテンツ作りに集中できる機会と捉えることもできます。
生活インフラに関する職業の方々、お子様がみえる方々はそうもいかないかもしれませんが、少しでもこの記事を見て外出する人が減り、世の中が平和に向かう手助けになれれば幸いです。