「下の子が生まれたので、また命名書をお願いできますか？」
約2年前に命名書を作らせていただいたお客さまから、うれしいご連絡がありました。2人目のお子さまの誕生と、命名書のリピート依頼です。
この記事では、手書き文字を使った命名書のデザイン実績を紹介します。
名前の意味・手書き文字を取り入れた命名書デザイン
デザインは次の2枚を作成しました。
- 名前や出生情報
- 名前の意味を記したメッセージ
命名書は名前と出生情報を1枚にまとることが多いですが、「子どもが大きくなったとき、名前の由来を伝えられるページがほしい」というご家族のご希望にあわせて、手紙のような2枚目のデザインを作成しました。
命名書の主役である名前「詩葉（ことは）」は筆ペンで書きしました。
それっぽいフォントで文字を入れることもできますが、手書きの文字は唯一無二です。繊細な穂を使って書く筆文字は、さらにスペシャルなものになります。
約2年前にお兄さんの名前を書いたように、詩葉さんの名前も大切に書かせていただきました。
名前の由来を記したページは、物語に出てくる詩のような、シンプルで美しいデザインを作成しました。
美しい言葉を使える豊かさ（詩）と
みずみずしい感性を持った人（葉）になって欲しい
素敵すぎるお名前とその意味。この感性を持つご両親から生まれてきた詩葉さんは、きっと素晴らしい言葉を紡いで生きていくのでしょうね。
1枚目のデザインには、小さな葉が連なった線のあしらいを使用しています。小ぶりながらも自由に動き、葉を増やしながらすくすく成長していく。そんな生命力あふれる葉のモチーフに、詩葉さんの未来を重ねました。
2年前に制作した、お兄ちゃんの命名書
最後に、約2年前に制作したお兄ちゃんの命名書も紹介します。
基本のデザインは詩葉さんの命名書と同じですが、大凱さんのほうが、より凛とした強さを発するデザインになっています。もちろん、名前は手書きです。
当時のご依頼内容やデザインの詳細は、次の記事にまとめています。よろしければ合わせてご覧ください🍃
