デザイナーのfuyuna(@fuyuna_design)です。
都内のデザイン会社でグラフィックやWebのデザインを中心として働きつつ、個人でも同様の仕事・ブロガーとして活動しています。
ブログはデザインの独学過程で始めましたが、現在は人と繋がったり、営業ツールになったり、私がどんな人間かを知ってもらったりするものでもあります。
ブログを1年以上続ける中で「ブログはWebデザイナー・Webデザインを学ぶ人と相性がいい」と体験的に感じてきたので、今回はそのメリットについて書きます。
Contents
Webデザインを仕事にする人がブログを書くメリット
Webデザイナー・Webデザイン勉強中の人がブログを書くと、次のようないいことがあります。
- 情報に対するアンテナが張れる
- 情報を整理す癖がつく
- 伝える練習ができる
- 継続力と自信がつく
- 新しいことを学ぶきっかけになる
- 就職活動や営業に使える
情報を集めて整理したり、伝えたりすることはデザイナーにとって必須のスキルだと思うので、デザイン勉強中の人はブログを書くことがスキルアップに繋がります。
情報を集める習慣が身につく
日頃からブログを書いていると、「これは記事になる」と思うことにたくさん出会います。学んだこと、おもしろい本、参加したイベント、買ったもの、そして自分の経験。
情報を集めるアンテナが敏感になるので、日常が色鮮かになり、興味を持ってさらに新しい情報を集めようとします。
そしてまた新しい経験をして記事を書く…というポジティブなサイクルが生まれました。
情報を整理する癖がつく
入ってくる情報が増えると、それを逃しさないように整理してストックする癖がつきました。
最初は思い出しながら調べたり、一つの記事を書くのにも時間がかかっていました。
でもブログを書くのに慣れた最近は、情報を集めつつ脳内エディターでh1・h2見出しや本文を生成する癖がつき、1記事を書くのも早くなりました。
情報が上手く整理できると記憶にも残りやすく、知識や体験を結びつけて考えることもできるようになって楽しいです。
伝える練習ができる
ブログでは、自由な文章やビジュアルを使って「人に伝える」ことができます。
少しずつブログの読者さんが増えいくにつれ、次のような思いも強くなりました。
「もっと読みやすい文章を書きたい」
「読んで良かったと思われる内容を書きたい」
「できればまた来てほしい」
ブログを見てくれた人に満足してほしいし、できる限りわかりやすく伝えたい。
伝える力をつけるには、伝える練習が必要。
手を動かさないと上達しないデザインと同じ。
「伝える力」をつけるために文章術の本を読んだり、記事を書いたり、昔の記事を書き直したり…ブログは学んだことを発表する場としても使えます。
▼オススメの文章術・ライティングの本
継続力と自信がつく
「ブログを続けている」 というとマメな人だと思われるかもしれませんが、私の場合は全然違います。
新しいことへの興味が尽きず、少しずつ別のことをしたいという性格なので、1つのことを長期で継続するのが苦手です。
それでもブログを続けられているのは純粋に楽しいからであり、メリットを強く感じているからです。
飽き性な自分がブログを「1年以上も続けられた」という事実が、自信にも繋がっています。
新しいことを学ぶきっかけになる
ブログを続けていると「もっとこうしたい!」といろんなことに興味が湧いてきます。
「もっと読みやすい文章を書きたい」
「もっとアクセス数を増やしたい」
「もっと見た目を良くしたい」
「どうせなら収益化したい」
ブログは自分のコンテンツなので、失敗しても人に迷惑がかかません。
だから気になったことは何でも実験できるし、新しいことにも挑戦できます。
実際にブログきっかけで興味をっ持って学び始めたことが以下です。
- ライティング
- SEO
- 図解
- 写真の撮り方・レタッチ
- アクセス解析(アナリティクス)
- WordPressのカスタマイズ
- アフィリエイト
- マーケティング
どれもWebデザインの仕事に役立ち、『デザイン×○○』という差別化の道の開拓にもなるので、一石三鳥ぐらい良いことがあります。
就職活動や営業ツールに使える
ブログは就職活動に役立ったり、仕事の営業ツールとしても活躍してくれています。
就活や営業にブログが使える理由は以下。
- 自分がどんな人なのか伝わる
- ポートフォリオ制作で役に立つ
- ブログから仕事のご相談がくる
それぞれについてもう少し掘り下げます。
自分がどんな人なのか伝わる
勉強したことや考え方などをブログで発信していると、会ったことがない人にも「自分がどんな人間なのか」が伝わります。
企業の採用担当さんによると、「未経験者を採用する場合、特に気にするのはその人がどんな人か」だそうです。
面談や試験の時間は限られていますが、ブログを事前に見てもらうことができれば、自分の興味や意欲をより詳しく知ってもらうこともできます。
ポートフォリオ制作で役に立つ
ポートフォリオを作るとき、特に時間がかかるのは「掲載する内容や情報の整理」です。
制作期間や使用ツール、コンセプト、考えたことなどの情報は、掲載するものが多いほど、まとめるのに時間がかかります。
また詳細を鮮明に思い出すのはかなり難しい。
日頃から制作物や関係エピソードなどをブログに書いていると、ポートフォリオを作るときに情報がまとまっているので便利です。
ブログから仕事のご相談がくる
制作実績について詳しく書いたり、仕事や制作に対する姿勢などをブログで発信すると、それを見た方から仕事のお問い合わせがきます。
仕事を依頼する側として、上記のことがわかると安心感があって頼みやすいからです。
実際、ブログを通して以下のようなお問い合わせをいただきます。
- Webデザインのお仕事のご相談
- バナーなどの制作のご相談
- ショップカードや名刺制作のご相談
- 記事執筆のご依頼
- 商品・サービスPRのご依頼
ありがたいことに、営業をしていなくてもお仕事がいただけます。
また、デザイナーの私に記事執筆などライティングのお仕事がいただけるのは、間違いなくブログをやっているからです。
仕事の幅を広げるためにも、フリーランスや副業を目指す人はブログを書くことをオススメします。
Webデザイナーとブログは相性抜群
ここまでブログをごり押ししてきましたが、最後に言いたいのは「Webデザイナーとブログの相性が抜群」だということ。
デザインには「情報整理」と「伝えること」が必須であり、Webデザイナーにはそれ以外のスキルも求められたりします。
- ライティング
- SEO
- マーケティング
- プレゼンスキル
他にもありますが、上記のものはどれもブログを使って実践的に学べることです。
だからWebデザイナーがブログをやらない理由はないし、これからWebデザイナーを目指す人は、ぜひブログを始めてみてください。
ブログは『WordPress』がオススメ
ここまでブログのメリットについてお伝えしてきましたが、ブログサービスにも無料のものや有料のものなど種類があります。
私がオススメするのは『WordPress』です。
WordPressはデザイン・機能のカスタマイズや収益化がしやすく、Webデザインの仕事の現場でもよく使うので、普段から触っておくと仕事でも役立ちます。
ブログの始め方は以下の記事にまとめてます。
WordPressでブログを始める方法とコツ
いちばんやさしいWordPressの教本
WordPressをはじめて利用するとき、「いちばんやさしいWordPressの教本」がとても参考になりました。初心者さんにオススメです。
まとめ
今回は、ブログを書くメリットについてご紹介しました。
内容をまとめると、ブログを書くことで以下のようなメリットがあります。
- 情報を集めて整理し、伝える力が身につく
- 継続力と自信がつく
- 新しいことを学ぶきっかけになる
- 就職・営業ツールとしても役に立つ
個人的には「やらない理由がない」ほどメリットがあると思っているので、興味のある方はぜひブログを書いてみてください。