デスクツアー2026|ちょうどいいに落ち着いた、素の自分でいられる場所

気づけば前回のデスクツアーから、3年も経っていました……!当時はまだデザイナーで、ひとり暮らしで、家にいるときはずっとデスクの前にいました。
いまもこの場所が大好きなことは変わりませんが、結婚して、引っ越して、デザイナーをやめて。ライフスタイルや仕事の変化に伴い、デスクと作業環境に求めることも、少しずつ変化しました。
この記事では、2026年現在のデスク環境について紹介しながら、変わったもの、変わらないものを見つめ直したいと思います。
書き進めるうちについ楽しくなって、最後には「デスクでの過ごし方」や「会社のデスクとの比較」も書いていました。3年ぶりということもあり、ボリュームたっぷりです。どうぞお楽しみください!
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Contents
デスクまわりの全体像

デスクまわりの雰囲気は、3年前から大きく変えていません。あいかわらず窓の前、光がたっぷり入る場所にデスクを置いています。
前の部屋より景色がいいので、朝起きるとすぐデスクに向かい、空や鳥、木々を眺めています。この時間が心地よくて、ここに住めてよかったと思っています。
ふたり暮らしをはじめたころ、家が「自分だけの場所」ではなくなったことに、なんとなく慣れない感じがありました。いまはふたり暮らしにもすっかり慣れ、「自分の帰る場所」と思えるのですが、やっぱりこのデスクの前だけは特別です。
となりには夫のデスクがあるし、壁があるわけでもない。それでも「ここだけは自分の場所」という感じがして、いちばん落ち着きます。
夫のデスクスペースとの間仕切りには、前の家から持ってきた「ドローアライン」を使っています。空間と視線をゆるく区切れていい感じです。
デスク周りのアイテム紹介

まずは大きなものから。デスクは3年前から変わらず、チェアは新しくお迎えしました。日々わたしが見ているデスクの景色を中心に、愛用品を紹介します。
デスクは変わらず、アイアーマンテーブル
一生物のつもりで買った「アイアーマンテーブル」は、3年前から変わらず使い続けています。人生で買ってよかったもののひとつです。
選ぶ決め手になった「ムダのないシンプルなデザイン」と「広々つかえる天板」は、いまもお気に入り。なんでも受け入れるふところの深さがあって、何を置いても、何をしていても気分があがります。愛着は強まるばかり。
流行りすたりのないデザインだから、この先もずっと、飽きずに使えるはず。このあと紹介するチェアも小物も、このデスクを起点に選んでいるといっても過言ではありません。間違いなく、わたしのデスク環境の主役です。
イームズチェアから、セイルチェアへ

デスクが変わらない一方で、チェアは今年、新しいものをお迎えしました。
前回のデスクツアーで「セイルチェアを検討中です」と書いていたのが、現実になりました。具体的なレビューは別でまとめるつもりですが、ここでも軽く紹介します。
正直、1年くらいは迷っていました。安い買い物ではないし、買い替えるとしばらくは買い替えないはず。デスクと同じように、一生物になる気がする。だから失敗したくない。でも、過剰なスペックなものがほしいわけでもない。
家の中でも特にお気に入りの場所であり、長く体を預ける場所だから、ちゃんといいものを、自分に合ったものを迎えたい。そう思って、今年の2月に買いました。
決め手は、デスクとの相性です。白い天板とシルバーの足に合わせて、フレームは白、ベースはシルバーでそろえました。配色は豊富なカラーから選べましたが、色は小物で入れたい。大きなものは素材感やシンプルさで選びたいこだわりがあるので、スタンダードなグレーにしました。
- フレーム:白
- ベース:ポリッシュ(シルバー)
- サスペンション:スタジオホワイト
- ファブリック:マーキュリー(コスモス)
- アーム:フルアジャスタブル
▼わたしのカスタマイズと完全に同じではないですが、Amazonではグレーキャスターの、少しお手頃なモデルも売ってます。ときどきセールしているようです。
ラインが美しいデスクライト、BenQ Wit アイケア

デスクの奥にあるライトは、BenQ WiT アイケア。2023年にBenQさんからご提供いただいて以来、見た目も機能も気に入って使っています。夜は間接照明としても活躍。
直線と曲線が組み合わさったデザインは個性的で、インテリアのアクセントにもなります。デスク全体をやわらかく照らす光は、手元を明るくするだけでなく、部屋の雰囲気そのものを整えてくれます。
シルバーと白の本体は、アイアーマンテーブルやセイルチェアとも相性がよく、一体感があります。センサーに触れるだけでON・OFFできる手軽さも便利です。
MacBookは、ProからAirへ

パソコンは2023年に購入した「MacBook Air」を使っています。サイズは13インチ。持ち運びやすくて気に入っています。
前回のデスクツアーではMacBook Proを紹介していました。いまの働き方やライフスタイルにあわせた結果、ProからAirに。
というのも、デザイナーからディレクターに肩書きが変わり、自前のPCでごりごりデザインをしたり、After Effectsで動画を編集したりすることがなくなりました。パワーよりも、さっと持ち運べる身軽さのほうが、いまの自分には合ってる。Proはもう必要ないなと。
ハイスペックを手放して身軽になったことも、この3年の小さな変化のひとつです。
また、カフェでブログを書くことも多いので、プライバシー保護のためのアイテムも欠かせません。特にプライバシーフィルターがあると、安心して画面を開けます。
PCを持ち運ぶときは、スリムだけどフカッとしたスリーブに入れています。はだかでバッグに入れるのは不安だけど、PCバッグを持つほどでもない。そんなときにちょうどいいアイテムです。
PCスタンドは、MOFTの貼るタイプ

PCの裏には、MOFTの超薄型・貼るタイプのスタンドをつけています。
以前はBoYataのガッシリしたスタンドを使っていましたが、いまは使いたいときに組み立てて、不要なときに折りたたむだけ。外でも使えるので首や肩が楽です。
スマホスタンドもMOFT(マグネット式)

スマホ用のMOFTも使っています。こちらはマグネット式で、パチッとつけ外しができます。色はミスティグレー。デスクにあわせて明るめの色を選びました。
デスクには時計を置いていないので、スタンバイモードにしたiPhoneをMOFTで立てて、時計がわりにしています。そのまま充電もできるので、すっかりここがスマホの定位置になっています。
作業中に動画を見たり、音楽を再生したりするのにもちょうどいいんです。MOFTでそろえたいというこだわりは特にありませんが、気づけばそろっていました。快適です。
スマホもこの3年で変わりました。手におさまるサイズが好きだったiPhone 13 miniから、iPhone 17に買い替えました。はじめは大きくて慣れませんでしたが、いまはすっかりなじんで気に入っています。
マウスの出番は減ったけど、変わらずLogicool

マウスは3年前から変わらず、Logicoolのゲーミングモデルを使っています。ゲームはしないですが、動き・本体の軽さが気に入っているし、買い替える理由もありません。
登場頻度は2週間に1回以下になっています。デザインの細かい作業をするときだけ出番がきます。ふだんはMacBookのトラックパッドでこと足りてしまうので、たまに使うとクリック音が気持ちよく、軽くておもちゃみたいだなと思います。
デスクに固定できる充電ポートを導入

デスクでMacBook・iPhoneを充電するときは、充電ポートから電源をひきます。
2025年にご提供いただいて以来、コンパクトなのに片手でコードを抜き差ししても動かない安定感が気に入っています。圧迫感が少ないのも、ものを増やしたくないデスクにはちょうどいい。
充電ポートに座っているクマは、ガチャガチャでゲットしました。スイッチがついていて、光らせることもできます。特に役に立つわけではないけど、かわいい。そんなもののひとつひとつが、自分らしい空間づくりには欠かせません。
小物入れ:PENCO ストレージキャディ

デスクで使う小物やガジェットは、PENCOのストレージキャディにまとめています。
持ち手つきですが、基本ここから動かすことはありません。中は雑多ですが、おかげでデスクの上はごちゃつきにくくなりました。ありがとう、助かってるよ。
B5ノートを横にして入れられるスペースと、仕切りで三分割にしたスペース。あわせて4つの収納スペースがあります。ノート類と小物を、手を伸ばせばサッと取れる状態でしまっておける。そんな道具がほしくて買いました。
小物は見えないところに隠すほうがスッキリします。でも、そうすることで手が伸びなくなり、書く習慣が弱ったり、持ちものを正確に把握できなくなってしまう。だからこそ、ここはあえてオープンな収納を採用しました。
ストレージキャディの中身
箱には次のような小物・ガジェット・ノートを入れています。Logicoolのマウスも、使わないときはUSBレシーバーとセットで片づけています。
↑散歩や移動をしている間に、頭に浮かんだこと、アイデアをぼそぼそしゃべって記録しています。マグネットやピンで服につけられるので、手ぶらで録音できます。
その他、本のしおりやデザインがかわいい紙、お気に入りのZINE、シール貼り用のピンセット、無印のメモ帳なども入っています。
集中したいときのSONICタイマー

ストレージキャディに入れているタイマーは、時間を区切って集中したいときに使います。ペンケースに入る大きさで持ち運びやすく、音のあり・なしを選べます。
買ったのは昨年、ITパスポートの勉強をしていたとき。朝の貴重な時間を使って学ぶため、30分〜45分と決めて取り組んでいました。試験は無事に合格。いまも時間を測って作業するときに活用しています。
たぶん100均で買ったペン立て

たまに「ペン立てはどこのですか?」とご質問いただくペン立ては、5年以上前に100均で買ったはず。キャンドルホルダーとして売られていたものを、ペン立てにしています。
たっぷり入る容量と、キラキラした見た目が気に入っています。金箔やホログラム、ガラスがモザイクのように組み合わさって、透け感と反射の光がきれいなんです。値段はあまり関係なく、気に入ったものはずっと使い続けるタイプです。
ペン立てには、使い心地と色を厳選した文具たちが入っています。
筆記用具は使ってみてはじめて、自分になじむかどうかがわかります。黒ペンひとつとっても、インクの濃さ、線の太さ、紙との相性、乾きやすさ、マーカーとの重なり方など、いろんな要素が組み合わさって「これがいい」に出会えますよね。新しいものも次々に出てくるので、宝探しみたいです。
愛用している文具や手帳などは、上記のリストにまとめています。文具好きさんはチェックしてみてくださいね!
心がほぐれる、植物とかわいい雑貨

アイテム紹介の最後に、わたしの愛するデスクに欠かせないものをご紹介。まず観葉植物は、ポトスとハートホヤがいます。
自然光を浴びて着実に葉を増やすポトスに、永遠に1枚のハートだと思っていたら新しい葉をつけたホヤも、わが子のようにかわいいです。ほかにも育てている観葉植物はありますが、この子たちはデスクにちょうどいいサイズなんです。
作業に疲れたときも、へとへとで帰った夜も、ふと視界にグリーンが入ると心がほぐれます。朝、水をあげるときは、いま・ここを感じられる時間。無機質なデスクに命があるだけで、雰囲気もやわらかくなります。

デスクの一角には、ガラスの小物コーナーもあります。意図したわけではないのに、自然とガラスが集まっていました。わたし、透明なガラスが好きなんだな。
光に反応して羽根が回るラジオメーター、ツートンカラーの砂時計、浮き輪みたいなオブジェ。好きな作家さんから買った、陶器のペンギンもくつろいでいます。
ラジオメーターは、晴れた日ほどよく回ります。窓から光が差し込むと、それにあわせてくるくる回ります。HAYで買った砂時計も、主に癒し用。サラサラ流れる砂をぼーっと見ていると、心が静まります。どちらも緊張をほぐしてくれるアイテムになっています。
機能的な役割があるわけではないけど、どんなときも自分にかえれる。このわたしだけのパワースポットみたいなデスクに欠かせない存在です。
このデスクでの過ごし方

最後に、このデスクでのふだんの過ごし方を少し紹介します。
平日は6時〜7時に起きて、ここにきます。夫を起こさない程度のBGMをかけて、手帳とノートを開く。そのときの気分を書いたり、1日・1週間の予定を整理したり、本を読んだり。ブログの更新も、だいたいこの時間です。コーヒーを豆からいれて、おやつをつまむのも日課になっています。

出社前のこの2時間は、自分と向き合い、インプットとアウトプットを重ねる時間。1日のごほうびを先に受け取るように過ごすと、気分と自己効力感がたっぷり満たされ、超前向きな気持ちで1日をはじめられます。

休日の朝は8時ごろに家をでて、夫と朝カフェへ。その前後の時間も、やっぱりここで過ごします。自分のためのことをするのは、たいていこのデスク。わたしをつくっている場所、といっても過言ではないでしょう。

作業のおともは、YouTubeの音楽プレイリスト。夫の持ち込みスピーカーで再生し、部屋いっぱいに心地良い音とリズムが満ちる。この心地よさは、ひとり暮らしのころにはなかったものです。
もうひとつのデスク、会社の作業環境

ちなみに自宅デスクとは対照的に、会社のデスクには大きなモニターやゴツめのキーボードがそろっています。
さらに現在は天板も木目から黒に変わり、全体的にブラックなスペースになりました。窓から離れた場所にあるので、光量も自宅とは段違い。静かで快適な、仕事だけに集中できるデスクに仕上がっています。
ふたつのデスクを通して見えるのは、会社で働くわたしと、役割を持たない素のわたし。役割によって求める空間も変わってくるの、おもしろいですよね。この対照的なデスクが、仕事モードのオン・オフの切り替えに役立っています。
どちらも大切な、お気に入りの空間です。いつもベストを尽くせる働きやすい環境を整えてくれる会社にも、感謝しています。
まとめ:いまは必要十分がちょうどいい

3年ぶりのデスクツアーは、想像以上にボリューミーになりました。「あまり変わっていないはず」と思っていたのに、書き進めるうちに、たくさんの「変わったもの」と「変わらないもの」に出会えました。
MacBookはProからAirへ、iPhoneはminiから大きくなって、イームズチェアはセイルチェアに。働き方や暮らしが変わるたびに、道具も少しずつ入れ替わる。
その一方で、変わらないものもあります。一生物のつもりで買ったデスクはやっぱり好きだし、ここで過ごす時間も、3年前とあまり変わらない。むしろ、わたしにとっての存在は大きくなっているかもしれません。
根っこにある「好き」は変わらないけど、そのときどきの自分にあうものを選び取っていく。昔はハイスペックに憧れがあったけど、いまは必要十分でちょうどいい、心地いいものを求めている自分がいます。
結婚しても、仕事が変わっても、このデスクの前にいるときのわたしは、好きなことをしていて、いちばん自分らしくいられる気がします。また1年、2年と経てば、変わるものもあるでしょう。その変化も楽しみながら、自分が自分にかえれる場所を、大切にしていきたいです。















