「独学でWebデザイナーになりたいけど、勉強法がわからない」
そんなあなたにオススメの本を紹介します。
- デザインの基本ルールを学べる本
- Webデザインについて学べる本
- デザインツールの使い方を学べる本
- HTML&CSSを学べる本
上記のような本をまとめてご紹介しているので、Webデザインの勉強をするときの参考にしていただければと思います。
この記事は2020年に投稿されたものであり、情報がやや古い可能性があります。内容を参考にしながら、ぜひご自身で最新の書籍もチェックしてみてください。
Contents
本を使って学ぶメリット
ネット上にはたくさんの情報があふれていますが、それゆえに「あり過ぎて選べない」「何が本当かわからない」「何から手をつけていいかわからない」という問題もあります。
それに対して、本は情報が体系的にまとめられているため、必要な情報を少しずつ、順を追って取り入れることができます。
本が苦手という方は、オンラインで学べるサービスもあるので、以下の記事を参考にしてみてください。
技術書を買うときのコツ
技術書を買うときのコツですが、基本は発売日が新しいものを選びます。
その理由として、デザイン関係のアプリケーションソフトは機能がアップデートされることが多いので、最新の情報・技術が学べる本を参考にする方が良いからです。
まずはデザインの基本ルールを学ぶ
デザインにおいて大切なのは「センス」ではなく、「基本ルールをもとに情報を整理し、目的に合わせて伝えること」です。
だから最初は「デザインの基本ルール」を学びましょう。
なるほどデザイン
デザインの学び始めや、ノンデザイナーさんにオススメの本が『なるほどデザイン』です。
全体的にビジュアルが豊富でわかりやすく、まさしく「なるほど!」と思えるようなデザインの基本ルールが詰まった楽しい一冊です。
デザイン入門教室
入門教室というタイトル通り、デザインの基本ルールが丁寧かつわかりやすくまとめられた一冊が『デザイン入門教室』です。
デザインの勉強を始めた最初の頃から、デザイナーとして働いている現在まで、何度も読み返している良書で、個人的に大好きな本です。
Webデザインについて学ぶ本
デザインの基本を学んだ後は、Webデザインについて学びます。
最近はWebデザイナーに求められるスキルが多く、初学者は「何を勉強すればいいの!?」と悩んだりすると思うので、「Webデザインの目的」や「Webデザイナーの役割・仕事」など全体像を知り、勉強の道筋を立てましょう。
また、いいデザインをするには「いいデザインを知る」ことが必要なので、良質な見本帳を見て知識や技術を蓄えましょう。
いちばんよくわかるWebデザインの基本
『いちばんよくわかるWebデザインの基本』は、Webデザインの仕事がどのような流れで進んでいくのか、Webデザイナーに求められるスキルなどが学べます。
Webデザイン良質見本帳
『Webデザイン良質見本帳』は、目的に合わせたWebサイトの配色やデザインのコツ、パーツ別のデザインなど、Webデザインの現場で役に立つ情報が満載の一冊です。
アイデアに詰まったときにも役に立ってくれるので、職場のデスクに常においてお世話になっているお気に入りの本です。
配色デザイン良質見本帳
『配色デザイン良質見本帳』は、Webデザインはもちろん、パッケージやグラフィックデザインにおける配色の実例やポイント、コントロール方法などがまとめられた一冊です。
2020年1月6日発売の最新本で、出版が決定したときから気になってましたが、実際に手に取ってみてその内容の充実度にテンションが上がりました。
HTML&CSSについて学ぶ
デザインを画面上で見える形に表現するのに欠かせない、HTML&CSSを使った「コーディング」を学びます。
コーディングの勉強は、実際に手を動かしてコードを書きながら覚えるのが1番の近道で、本の内容に沿ってWebサイトを作っていきましょう。
HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本
『HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本』は、Webサイトを作りながら学べる一冊で、できあがったサイトを自分好みに編集して、ポートフォリオとして使うことも可能です。
就職活動を予定している方は、この本でコーディングの楽しさと基礎を学んだ後、練習としてさらにコードを変えてポートフォリオサイトにしてしまうと良いかもしれません。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』は、実務で欠かせないFlexboxやCSSグリッドについてもわかりやすく学べる一冊。
先に紹介した『HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本』は、FlexboxおよびCSSグリッドについて書かれていないので、仕事でコーディングもしたい方にはこちらの方がオススメかも。
デザインツールの使い方を学ぶ
Webデザイン系の求人情報を見ればわかると思いますが、採用条件に高確率で記載されているのが「Photoshop」「Illustrator」の習得です。
UIデザインにも興味がある方は、上記2つに加えて「adobeXD」の使い方も覚えておくと良いと思います。(XDは最近のWebのデザインの現場でもよく使われています)
私はPhotoshop先に練習して一通り使えるようになってから、XD、illustratorを使えるように勉強していきました。
Photoshopしっかり入門
『Photoshopしっかり入門』は、Photoshopを使うのが完全に初めてという方向けの入門書で、実際にPhotoshopを使いながら必要最低限の使い方を学べます。
Photoshopにはたくさんの機能がありますが、すべてを網羅しているとキリがない上、現場ではあまり使わない機能もあるので、最初は入門書でしっかり基本を学んでおきましょう。
>> Photoshopの機能など:Adobe公式サイト
Illustratorしっかり入門
『Illustratorしっかり入門』は、先にご紹介した同シリーズの「Photoshopしっかり入門」と同じく、Illustratorを使うのが完全に初めてという方が基本中の基本を学べる一冊です。
一般的にWebデザインではPhotoshopやXDを使いますが、ロゴやアイコンなどのパーツ制作に適しているのはIllustratorなので、使えるようにしておきましょう。
▼Illustratorの関連記事
世界一わかりやすいillustrator&Photoshop&XD Webデザインの教科書
『世界一わかりやすいIllustrator&Photoshop&XD デザインの教科書』はPhotoshop、Illustrator、XDについて少しずつバランスよく学べる一冊です。
とりあえずWebデザインに欠かせないアプリケーションの使い方を知っておきたい、基本をバランスよく学びたいという方は、こちらの一冊で学んでみましょう。
まとめ
今回は「独学でWebデザインの勉強をしたい方にオススメの参考書」をご紹介しました。
どれも実際に使ってみてよかったと思うオススメの本なので、「独学したいけど何から学んで良いかわからない」「どの本を参考にして良いのかわからない」という方などのお役に立てれば幸いです。
気になったものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。