会社や自宅、カフェなどでの作業中、雑音が気になって集中できないことがありました。
- オフィスの近くを走る電車の音
- 救急車や消防車のサイレン
- 何日も続く大規模な工事の騒音
- カフェ店内のガヤガヤ、皿のガチャガチャ …
イヤホンで完全遮音してもいいけど、曲選びや操作で集中が切れてしまう。話しかけられたときにすぐ気づけないし、まわりの様子も把握できない。イヤホンだけでの集中には多くの課題がありました。
「何かいい対策はないか?」と考えていたところ、音量を適度に抑えてくれる「耳栓」と出会いました。
この記事では、集中環境を手軽につくれる耳栓「Loop Experience(ループ・エクスペリエンス)」をレビューします。Loopシリーズの違いやQuietについても少し紹介ます。
「雑音が気になって集中できない」「会社でも使える耳栓がほしい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
Contents
Loop Experience の特長
Loop Experience は、ベルギー発のスタイリッシュな耳栓ブランド「Loop(ループ)」のイヤープラグ(耳栓)です。ライブやフェスなどの爆音から耳を守り、高音質のまま -17dB までノイズを減らせます。
ウェブサイトでは「音楽シーン用」と訴求されていますが、オフィスやカフェなど、雑音が気になりやすい場所での作業・集中用としても有効です🙆♀️
- 高音質なまま音量調整(-17dB)
- ライブ用耳栓:コンサートやフェスの爆音から耳を保護
- 集中用:オフィス、外出先、自宅で集中したいときに有効
- 聴覚過敏でお悩みの方にもおすすめ
わたしは仕事での集中用に購入しましたが、アクセサリーのような見た目が気に入って、通勤や移動中にも使っています。
2023年グッドデザイン賞、海外でも高評価👍
会話に支障が出ない程度の適度な音量調整が可能なこと、つけるのが楽しみになる見た目の良さから、Loop Experience は2023年に「グッドデザイン賞」を受賞しています。
また、最新のテクノロジーやトレンドに詳しいメディア「WIRED」や、信頼性と伝統のあるアメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」でも取り上げられ、Loop シリーズは世界中で注目されています。
Experience・Engage・Quiet の違い(比較表)
Loopの耳栓シリーズには「Experience」以外に「Engage」「Quiet」などがあり、用途から自分にあった種類を選べます。
- Experience:ライブ・イベント・集中
- Engage:社交の場・育児・会話
- Quiet:睡眠・深い集中・移動中
3つのおおまかな違いをまとめてみました👇
製品名 | Experience | Engage | Quiet |
---|---|---|---|
用途 | 集中、ライブ、イベント | 会議、育児、会話 | 睡眠、集中、移動 |
ノイズ軽減 | 低(17dB) | 低(16dB) | 中(24dB) |
定価 | 4,740円 | 4,740円 | 3,140円 |
丸ごと水洗い | × | × | ◯ |
※2024年7月現在の価格
ちなみにわたしは、「Experience」と「Quiet」の2種類を使っています。会社やカフェでの作業中に Experience を使い、睡眠・夜の読書タイムには Quiet を使っています。
どちらもお気に入りですが、ここからは仕事での集中用に使っている「Experience」について、具体的な使用感レビューを書いていきます。
Loop Experience のデザイン(外観・収納)
Loop Experience はシンプルなデザインの小さな箱に入っていました。商品が届いたときの第一印象は「小さい!」です。
本体は持ち運びに便利なケースつき。直径約4cm、厚さ約1.5cmです。とってもコンパクト。
パカッとケースをあけると、シルバーのおしゃれな耳栓が登場。見た瞬間「めちゃくちゃかわいい……!!」と声にならない感動がありました。
ケースが軽めのプラスチックでできていたので、「思ったよりチープなのか…?」と思いましたが、Loop Experience 本体は高級感があって美しく、耳栓のイメージが変わりました。
イヤーピース(シリコン)は標準ではMサイズが装着されています。XS・S・Lサイズのイヤーピースも同封されており、自分にあったサイズを選べます。
ケースの中は、耳栓がピッタリはまる形になっています。持ち歩きの際にカチャカチャ音がならず、本体が傷つく心配もありません。
上記のように、見た目やサイズ感、収納については大満足な Loop Experience 。続いて、仕事や日常生活で使用した感想をお伝えします👩💻
Loop Experience 使用感レビュー
Loop Experience を実際に使ってみた感想を、次の5項目でお伝えします✍️
- 使いごこち
- 遮音性
- 集中効果
- 持ち運び
- 見た目
約2週間使ったリアルな感想をまとめているので、Loop Experience の購入をお考えの方、ほかの商品と迷われているかたは、はぜひ参考にしてみてくださいね。
使いごこち:長時間つけても痛くない
集中グッズにおける「使いごこち」はとても重要です。目の前の作業に集中したいとき、痛みや不快感があると気が散ってしまい、かえって集中できなくなります。
その点、Loop Experience の着け心地は良好です。耳の穴をふさぐため多少の閉塞感はありますが、イヤホンと同じ感じです。自分にあったサイズのイヤーピースをつけることで、より快適に使用できるでしょう。わたしにはSサイズがちょうどよかったです。
仕事の日は出勤中から Loop Experience を装着し、オフィス到着後も2〜3時間そのまま作業したりしています。休憩やミーティングの際には外しますが、長時間つかっても耳が痛くなることはありません。
遮音性:雑音を減らして会話ができる
遮音性は適度でいい感じです。Loop Experience を使っていないときの音が100%なら、装着時は30〜40%くらいの印象です。
会社で働いていると、ふいに話しかけられたり、会話がはじまったりします。そんなとき、完全遮音じゃないことで声かけに反応でき、まわりの様子も把握できます。「人と会話ができる状態」でありながら、エアコンや屋外を走る車・電車の音など「雑音はきちんとカットできる」ところが気に入っています。
いままで無意識のうちに耳に入っていた雑音が聞こえなくなるので、装着してしばらく作業したあとに外すと「こんなにうるさかったんだ」とノイズの多さにびっくりします。
集中効果:手軽に集中できる・持続効果もあり
集中効果は期待以上です。耳につけるだけで集中モードに入れます。
イヤホンは装着後に音楽を選ぶ必要がありますが、耳栓ならそんな手間がかかりません。装着した瞬間からノイズを除去でき、集中環境が整います。
また、耳栓には集中が持続しやすい効果もあります。
イヤホンで音楽を聞こうとして曲を選んでいたら、気になるウェブサイトやSNSを見ていた…というのはあるあるだと思います(わたしもよくあります)。
その点、Loop Experience なら曲選びや再生・停止の操作がありません。集中が途切れる瞬間が少ないため、イヤホンよりも集中が持続します。
持ち運び:コンパクトで気軽に持ち歩ける
Loop Experience は軽量かつコンパクトで、持ち運びもラクラクです。かばんや洋服のポケットにいれて、常に持ち歩いています。
本当に軽くてスリムなので、「今日は深めに集中したい」というときは Experience より遮音効果が高い「Quiet」とダブル持ちします。わたしはできるだけ持ち物を減らしたい派ですが、Loop 2つ持ちにはストレスを感じません。
Loop のサイズ感に慣れてしまった最近は、イヤホンケースを見て「大きいな、重いな」と感じるようになりました。ミニマリストさんや荷物を減らしたい人にもおすすめです。
見た目:アクセサリー感覚でつけられる
見た目はシルバーのリングがかわいく、とっても気に入っています🫶
アクセサリー感覚で使えるため、通勤や外出時など、サクッと準備して出かけたい時にも重宝しています。ピアスやイヤリング、イヤーカフなどとあわせて使うのもおすすめです。シンプルなデザインは、性別を問わず楽しめそうです。
Loop Experience は光沢のあるリングで7つの色展開があります。わたしはブルベ肌にあわせてシルバーを選びました。手持ちのアクセサリーとも相性がよくて、つけるだけで気分があがります!
まとめ:仕事や外出時の必需品になった
仕事中の雑音を排除して、集中しやすい環境をつくるために購入した耳栓「Loop Experience」を紹介しました。
使用前は「雑音を取り除きながら会話ができる…?声が聞こえるのに仕事に集中できる…?そんな都合のいい道具ある?」と少し疑っていましたが、実際に使ってみて効果を実感できました。
- 使いごこち:長時間つけても痛くない
- 遮音性:雑音を減らして会話ができる
- 集中効果:手軽に集中できる・持続効果もあり
- 持ち運び:コンパクトで気軽に持ち歩ける
- 見た目:アクセサリー感覚でつけられる
本当に雑音が聞こえなくなるし、ふいの声かけにも反応できます。見た目はアクセサリーっぽいので、「声かけないで!」「話しかけられたくありません!」といった圧がなく、職場でも問題なく使えます。
イヤホンで音楽を聞くときは「集中が途切れる瞬間」がありますが、Loop Experience はあくまで耳栓。操作を一切必要としないため、集中が長続きします。
日常生活や移動中の雑音も減らせるため、生活の質もあがりました。
価格は約4,000円と耳栓のなかではお高めですが、機能や見た目、得られる効果を考えれば納得です。とってもおすすめなので、ぜひ使ってみてください!