こんにちは。
fuyuna(@fuyuna_design)です。
“手書き”のイラストや文字はデザインの中で目にとまりやすく、遊び心や親しみのあるイメージを与えます。
私も自分で書いたイラストや文字をデザインに使うことが多く、見た人から「どうやって書いているの?」とご質問をいただくことがあります。
そこで今回は、手書きデザインで使っている制作ツール「タッチペン」とその活用方法などをご紹します。
「手書きイラストをデザインに取り入れたい」
「ペンタブを買うほどでもないけど手書きしたい」
「マウスだと上手く字や絵が書けない」
そんなあなたにオススメの記事です!
Contents
タッチペンとは?
タッチペンとは、主にスマホやタブレットの操作で使う道具です。
主な特徴をまとめると、以下のようなもの。
- スマホやタブレットの操作で使う道具
- ペンの形をしていて“ペン先”の種類は様々
- スタイラスペンとも呼ぶ
- 充電式とそうでないものがある
有名どころでいうと“apple pencile”もタッチペンです。カラオケで曲を選ぶ時に使うものもタッチペンです。
私が愛用しているタッチペン
実際に私が愛用しているタッチペンは、『MEKOスタイラスタッチペン』です。
これはスマホやタブレットなどで使えるタッチペンなのですが、私はこれをMacBookのタッチパッドの上で使用しています。
MEKOスタイラスタッチペンを使ったデザイン
タッチペンを使ってこれまでにデザインしたものをいくつかご紹介します。
次に、なぜペンタブではなくタッチペンを使っているのかをご説明します。
なぜペンタブではなくタッチペンを使うのか?
手書きデザインの頻度の高さからペンタブの購入を考えたこともありましたが、このタッチペンを使い始めて約2ヶ月経過した現在、買って正解だったと思ってます。
その理由は主に3つ。
- ペンタブより価格が安いから
- イラストメインのデザイナーではないから
- 使用用途が多岐にわたるから
以下、私がタッチペンを好んで使う理由についてご説明します。
ペンタブより価格が安いから
これが最大の理由といっても過言ではありませんが、タッチペンはペンタブよりもかなり安いです。
ペンタブには以下の2種類があります。
- 液晶タイプのタブレット(液タブ)
- 板タイプのタブレット(板タブ)
このうち、まだ安い方の「板タブ」でさえ、実用的なものを買うと6,000円程度のお値段です。それに比べて、MEKOスタイラスタッチペンは2本セットで3,000円と半額です。
この値段の差は大きく、たとえば壊れてしまったり、買ってみたけど合わなかったという場合でもダメージが小さいです。(耐用年数は人それぞれだと思います)
自分はイラストメインのデザイナーではないから
もちろん、手書きのイラストを描くならイラストレーターさんもよく使っているペンタブを使った方が描画スペースも広いし描きやすいかもしれません。
ただ、私はイラストレーターでもなければ、自分特有のイラストがメインなわけではないし、手書きする部分は限られています。
つまり、自分が高価なペンタブを買っても宝の持ち腐れだと判断しました。
使用用途が多岐にわたるから
これは使ってみて明らかになった事実ですが、タッチペンはただ絵や字を描くだけの道具では止まらないということ。その活用方法は後でご紹介します。
MEKOスタイラスタッチペンの活用方法
私のタッチペンの主な使い道は以下3つ。
- 手書き文字やイラストを描く時に使う
- 背景透過したい画像を切り抜く時に使う
- スマホやタブレットを液タブとして使える
基本的にはMacBookのタッチパッドの上で、左手で一箇所を押しつつ、右手でペンを走らせます。操作が簡単なので、今では何かとタッチペンを使おうとしちゃいます。
手書きの文字やイラストを描く時に使う
平成最後のフォント制作や、カフェのロゴ、イラレ姉さん画像の制作など、明らかに手書きだとわかるものはだいたいこのタッチペンを使用してます。マウスで書くには限界がある…!
細かい・複雑な画像を切り抜く時に使う
これは主にPhotoshopで「背景透過したい写真の範囲選択」をする場面で使います。
こういった人物写真など、選択範囲の微調整を「クイックマスクモード」で行う場面で、タッチペンが活躍してくれます。
「クイックマスクモード」ではブラシを使って選択したい部分を塗っていきますが、タッチペンを使えばマウスより手書きに近い感覚で操作できるので、より速く、繊細な作業が可能になります。
スマホやタブレットに表示した写真に書き込める
「液タブとして使える」と言ってしまうと大げさかもしれませんが、スマホやタブレットに写真を表示し、そこに「マーカー」などの機能を使って書き込めば、写真に文字やイラストが入ったオシャレな画像が作れます。
私はもともと「写真×手書き」のデザインが大好物だったので、これがしたくてタッチペンを買ったといっても過言ではありません。
まとめ
今回は、私が実際に「手書き文字やイラストを書く時に使っている道具」をご紹介しました。
デジタルで人工的なものが溢れる現代だからこそ、「手書き」という人のぬくもりを感じられるものの効果が発揮できる場面は多いはず。
今回ご紹介したように、タッチペンは活躍できる場面が多く便利な道具なので、ひとつ手元に置いて置くことをおすすめします。