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【ChatGPT】基本の使い方10選。時短・作業効率アップにつながる便利な活用事例

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翻訳から文章作成、アイデア出し、タスク整理など、仕事やプライベートのさまざまな場面でChatGPTを活用しています。

「時間をかければできるけど、ChatGPTに頼んだほうがラク」
「時短かつアウトプットの品質を高くできる」

そんな作業はたくさんあります。ChatGPTは24時間働くAI秘書であり、先生です。でも、「どうやって使えばいいかわからない」方も多いはず。

この記事では「初心者でも使えるChatGPTの使い方10選」を紹介します。

手軽かつ便利な使い方を、具体例とあわせてお伝えします。ChatGPT活用の参考書籍・講座も紹介するので、ぜひお役立てください!

▼この記事で学べる10の使い方

  1. 英語を日本語に翻訳する
  2. 日本語を英語に翻訳する
  3. 単語の意味を教えてもらう
  4. 類語・別の言い方を教えてもらう
  5. 箇条書きを文章にする
  6. 文章を箇条書きにする
  7. 文章を表にする
  8. タスク・手順を整理してもらう
  9. ブレストの相手をしてもらう
  10. スプレッドシートの使い方を教えてもらう

ChatGPTのMac用アプリを使いたい方はこちら↓

ChatGPTの基本の活用術10選

ChatGPTを利用する際には「プロンプト」という指示・質問の入力をします。ChatGPTの回答は、このプロンプトに応じて生成されます。

記事の中では、プロンプトの例文をグレー、ChatGPTの回答をグリーンの背景にして紹介しています。

プロンプト:グレー背景

ChatGPTの回答:グリーン背景

それでは、ChatGPTの基本の活用術を見ていきましょう!

英語を日本語に翻訳する

ChatGPTは、英語を日本語に翻訳できます。訳したい言葉や文章を伝えると、ある程度自然に翻訳してくれて便利です。

以下の文章を日本語に訳してください。

Hello, how are you? I hope you’re having a great day!

こんにちは、元気ですか?良い一日をお過ごしのことを願っています!

複雑な表現や専門用語、固有名詞などは調整が必要なこともありますが、シンプルな文章や日常会話レベルなら、おおむねそのまま使えます。

日本語を英語に翻訳する

日本語を英語に訳すこともできます。単語の選択や文脈を適切にすることで、より正確な回答を得られます。

以下の文章を英語に訳してください。

ChatGPTは、日本語を英語に翻訳することができます。

ChatGPT can translate Japanese into English.

「ほかの言い方はある?」「もっと短く」など、追加の要望にも応じてくれます。正しい意味に翻訳できているか確認する場合は、ChatGPTを使って、生成した英語を日本語に翻訳してみるといいでしょう。

単語の意味を教えてもらう

意味や使い方がわからない単語、専門用語などに出会ったときは、ChatGPTに教えてもらいます。

以下の言葉の意味を教えて。

コアコンピタンス

「コアコンピタンス」は、企業経営や戦略の文脈で使われる用語で、組織が競争上の優位性を持つために重要な、その組織独自の中核的な強みや能力を指します。これは、他の企業との差別化や競争上の利点を生み出すうえで中心となる特定の能力や資源を指します。企業が成功するためには、このコアコンピタンスを理解し、戦略的に活用することが重要です。

もっと簡単に教えてほしいときは、追加でプロンプトを入力します。

もう少し簡単に教えて。

「コアコンピタンス」とは、企業が得意とする独自の強みや特技のことです。他社との差別化や競争で優れたポジションを築くために、その企業にとって重要な能力やリソースです。企業が成功するためには、これを理解し、うまく活かすことが大切です。

このように、言葉の意味や使い方が、手軽に学べます。

語彙の豊かさや適切な言葉選びは、コミュニケーションの質を高め、ビジネスの場であれば、説得力や影響力が増すでしょう。あとは純粋に、わからないことがわかるとスッキリします。

類語・別の言い方を教えてもらう

文章を書くとき、「もっと適切な表現はないか?」「ほかの言い方はできないか?」と考えることがあります。そんなときも、ChatGPTに質問します。

「すごい」の類語、別の言い方を教えて。

「すごい」の類語や別の言い方はいくつかあります。以下はその例です:

  1. 驚くべき
  2. 優れた
  3. 素晴らしい
  4. 壮大な
  5. 途方もない
  6. 非凡な
  7. 圧倒的な
  8. 優秀な
  9. 驚異的な
  10. 見事な

これらの言葉は、「すごい」の代わりに使える表現です。具体的な状況や文脈によって、適切な言葉を選んで使用すると、より豊かな表現ができます。

10個、20個と回答の数を指定することもできます。また、具体定な状況や文脈も伝えてあげると、より適切な表現の候補が見つかる可能性が高まります。

箇条書きを文章にする

文章を書くとき、伝えたいポイントを箇条書きにしてから、ChatGPTに読みやすい文章の形に整えてもらうことがあります。少しの修正は必要ですが、たたき台を作ってもらうことで時短ができます。

以下の箇条書きから文章を作成してください。

・ChatGPTは優秀な秘書
・文章を作成できる
・外国語の翻訳ができる
・言葉の意味を教えてくれる
・重要なポイントを教えてくれる
・休まず24時間、いつでも付き合ってくれる

ChatGPTは非常に優れた秘書で、その機能は多岐にわたります。まず、高度な文章生成能力があり、創造的で論理的なコンテンツを手軽に提供してくれます。また、外国語の翻訳にも長けており、異なる言語間の円滑なコミュニケーションを支援します。

さらに、ChatGPTは言葉の意味を教えてくれるので、不明確な表現や単語の意味に対する理解が深まります。同時に、会話や文章の中で重要なポイントを抽出し、要約して提供してくれるため、情報の整理や理解が容易になります。

最大の魅力は、ChatGPTが24時間休むことなく利用可能であることです。いつでも、どんな時でも質問や疑問に答え、頼りになる秘書として存在してくれます。これにより、利用者は柔軟かつ効果的にChatGPTを利用でき、様々なシーンで役立つことでしょう。

「もっと短く」「もっと長く」といった文章量の調整も可能です。言いたいことは、なんとなく決まっている。でも、文章を作成するのが億劫だ。そんなときにも、箇条書きからの文章作成が便利です。

文章を箇条書きにする

長文からキーワードを抜き出したいとき、箇条書きでサッと内容を把握したいときなどには、ChatGPTで文章の箇条書きに変換します。

以下の文章から、ChatGPTを使うメリットを箇条書きにしてください。

ChatGPTは非常に優れた秘書で、その機能は多岐にわたります。まず、高度な文章生成能力があり、創造的で論理的なコンテンツを手軽に提供してくれます。また、外国語の翻訳にも長けており、異なる言語間の円滑なコミュニケーションを支援します。 さらに、ChatGPTは言葉の意味を教えてくれるので、不明確な表現や単語の意味に対する理解が深まります。同時に、会話や文章の中で重要なポイントを抽出し、要約して提供してくれるため、情報の整理や理解が容易になります。 最大の魅力は、ChatGPTが24時間休むことなく利用可能であることです。いつでも、どんな時でも質問や疑問に答え、頼りになる秘書として存在してくれます。これにより、利用者は柔軟かつ効果的にChatGPTを利用でき、様々なシーンで役立つことでしょう。

  • 高度な文章生成: 創造的で論理的なコンテンツを手軽に提供
  • 外国語翻訳: 異なる言語間の円滑なコミュニケーションをサポート
  • 言葉の意味教える: 不明確な表現や単語の理解が深まる
  • 重要なポイント抽出: 会話や文章の要約を提供し、情報整理が容易
  • 24時間対応: いつでも質問に答え、柔軟かつ効果的に利用可能
  • 頼りになる秘書: 様々なシーンで役立つ存在

長文を箇条書きにすることで、情報が整理されて視覚的に把握しやすくなります。長文では埋もれがちな重要なポイント、キーワードが浮き彫りになることもあり、便利です。

文章を表にする

文章の内容を速やかに理解するため、表にまとめてもらうこともあります。「表形式でまとめてください」と伝えるだけで、シンプルな表を作成してくれます。

以下の文章から、ChatGPTでできることを教えてください。表形式でまとめてください。

ChatGPTは非常に優れた秘書で、その機能は多岐にわたります。まず、高度な文章生成能力があり、創造的で論理的なコンテンツを手軽に提供してくれます。また、外国語の翻訳にも長けており、異なる言語間の円滑なコミュニケーションを支援します。 さらに、ChatGPTは言葉の意味を教えてくれるので、不明確な表現や単語の意味に対する理解が深まります。同時に、会話や文章の中で重要なポイントを抽出し、要約して提供してくれるため、情報の整理や理解が容易になります。 最大の魅力は、ChatGPTが24時間休むことなく利用可能であることです。いつでも、どんな時でも質問や疑問に答え、頼りになる秘書として存在してくれます。これにより、利用者は柔軟かつ効果的にChatGPTを利用でき、様々なシーンで役立つことでしょう。

資料として使用する場合は多少の修正が必要ですが、サッと情報を得たいとき、自分だけのために使うときは手軽に活用できます。

ChatGPTで生成した表は、コピーのアイコンをクリックしてWordPressに貼り付けると、そのまま表(テーブル)になります。この方法で貼り付けたものが以下です。

機能説明
文章生成創造的で論理的なコンテンツを手軽に提供
外国語翻訳異なる言語間の円滑なコミュニケーションを支援
言葉の意味教える不明確な表現や単語の意味に対する理解を深める
重要なポイント抽出会話や文章の要約を提供し、情報の整理や理解を容易に
24時間対応いつでもどんな時でも質問や疑問に答え、柔軟に利用可能
頼りになる秘書様々なシーンで柔軟かつ効果的に利用して役立つ存在

テーブルの設定をしなくても、ヘッダーやセルの幅などを自動で設定してくれます。表やテーブルを頻繁に使う人は、かなりの時短になるでしょう。

タスク・手順を整理してもらう

目的や文章から、タスクの作成、手順の確認ができます。調整が必要な場合もありますが、たたき台としては十分に活用できます。作業の抜けもれチェックにも使えます。

依頼時のポイントは「表形式」で表示することです。文章・箇条書きよりも情報を把握しやすく、タスク管理アプリなどにタスクを入れる際も、コピペがスムーズです。

新商品のPRを目的としたリリース記事を作成します。記事作成に必要なタスクを表形式で表示してください。

タスクの詳細を非表示にしたい場合は、追加で「各手順の詳細は不要です」といったプロンプトを入力します。追加の指示で、詳細を別の列に分けることもできます。

各手順の詳細は不要です。作業のみ「内容」として表示してください。

内容がスッキリし、手順とタスクを把握しやすくなりました。

ChatGPTにタスクを作成してもらうことで、自分が想定していなかったタスクに気づけることもあります。報告書や議事録、プレゼン資料の作成でも時短につながるので、よければ実践してみてください。

ブレストの相手をしてもらう

ブレスト(ブレインストーミング)は、問題解決やアイデア出しに有効な方法です。通常は複数人で集まり、自由にアイデアを出し合うことで、新しい視点や解決策を見つけます。ChatGPTを使えば、一人でもブレストができます。

会議の改善方法を考えてください。

会議の改善方法はさまざまですが、いくつかの一般的なアプローチがあります。以下にいくつかの提案を挙げてみますね。

  1. 目的を明確にする: 会議を開催する前に、その会議の目的をはっきりと定めます。参加者全員が会議の目的を理解していれば、議題に集中しやすくなります。
  2. アジェンダを作成する: 会議のアジェンダを事前に作成し、参加者に配布します。アジェンダには討論するトピックや時間配分が含まれていると良いでしょう。
  3. 時間管理: 各議題に対して決められた時間枠を設け、時間内に議論を進めるようにします。必要ならばタイマーや時計を使って時間を管理しましょう。
  4. 効果的なファシリテーション: ファシリテーターが会議を進行し、議論が脱線しないように誘導します。また、参加者全員にチャンスを与え、発言機会を均等にすることも重要です。
  5. 参加者の準備: 参加者には事前に必要な資料を配布し、準備をしてもらいます。準備が整っていると、議論がより建設的に進む可能性が高まります。
  6. アクションアイテムの明確化: 会議の最後に、次のステップやアクションアイテムを明確にしておきます。誰が何を担当するのかを明確にすることで、会議の成果を実践に移しやすくなります。

これらのアプローチを組み合わせることで、より効果的な会議を実現できるでしょう。

アジェンダの例を考えてください。

以下は、一般的な会議のアジェンダの例です。これは、会議の目的や参加者のニーズに応じて調整することができます。

会議名: プロジェクト進捗会議

日時: [日付] [開始時間] – [終了時間]

1. 開会と挨拶 (開始時刻: [開始時間] – [終了時間])

  • 会議の目的とルールの確認
  • 参加者の自己紹介

2. 前回の議事録の rep おり (開始時刻: [開始時間] – [終了時間])

  • 前回の会議で決定した事項やアクションアイテムの確認
  • 進捗状況と課題の報告

3. プロジェクト進捗報告 (開始時刻: [開始時間] – [終了時間])

  • 各担当者が担当する分野の進捗報告
  • 問題や障害の報告と対応策の検討

4. 次回作業の計画立て (開始時刻: [開始時間] – [終了時間])

  • 次回までのタスクや目標の確認
  • 各担当者の役割と期限の設定

5. その他の議題 (開始時刻: [開始時間] – [終了時間])

  • 新たな課題や提案の共有
  • その他参加者からの要望やコメント

6. 振り返りと閉会 (開始時刻: [開始時間] – [終了時間])

  • 会議の振り返りとフィードバックの収集
  • 次回の会議の日時とアジェンダの確認
  • 閉会の挨拶

このアジェンダをベースにして、プロジェクトの性質や目的に応じてカスタマイズすることができます。

ChatGPTとブレストをすることで、上記のような案出しから、具体的な成果物の例やテンプレートまで作成できます。

質問や意見を求めるときは、「5つ提案して」と数を指定してもいいでしょう。足りない場合は、「あと10個提案して」「〇〇の視点から提案して」とプロンプトを追加してみてください。相手が人なら困らせてしまうことがある注文も、ChatGPTは淡々と対応してくれます。

スプレッドシートの使い方を教えてもらう

スプレッドシートやExcelなどの使い方も、ChatGPTが教えてくれます。関数や条件付き書式の設定、データを見やすくする方法などを質問できます。

なお、ChatGPTの無料版は「2021年9月まで」のデータを参照しているため、最新のアプリとは異なる表記・設定方法が返ってくることがあります。それでも、よほど大きな変更がない限りは対応できますし、わたしは困ったことがありません。

スプレッドシートの使い方を教えて。B列に日付が入力されているとき、その行の色を薄いグレーに変更したいです。

スプレッドシートで特定の条件下で行の色を変更するには、条件付き書式を使用します。以下に、Google スプレッドシートでの手順を示します。

1. 条件付き書式の設定:データが入力される範囲を選択します。例えば、B列の日付が入力される範囲を選択します。メニューバーから「書式」>「条件付き書式」を選択します。

2. 条件の設定:条件付き書式の設定パネルが表示されます。ここで条件を追加します。条件を「カスタム式」に設定し、以下の式を入力します。
=$B1<>""
この式は、B列のセルが空でない場合に条件を満たすという意味です。

3. 書式設定:条件を満たす場合の書式を設定します。ここでは、行の背景色を薄いグレーに設定します。「書式設定」で「塗りつぶし」を選択し、薄いグレーなどの色を選択します。

4. 設定の確定:設定を確定するには、「適用」ボタンをクリックします。

これで、B列に日付が入力されると、それに対応する行の背景色が薄いグレーに変更されます。条件付き書式は、データが変更されるたびに自動的に適用され、柔軟に対応できます。

スプレッドシートやExcelなどの使い方は、ネットでも検索できます。でも、具体的な条件を伝え、それに応じた設定手順を教えてほしいときは、ChatGPTが頼りになります。

ChatGPT活用の参考になる書籍・講座

「これからChatGPTを使いたい」「基本的な活用例をもっと知りたい」という方は、ChatGPTの入門書も参考にしてみてください。以下、わたしが読んだ本です。

より具体的なプロンプトの例を知り、日常や仕事場で応用したいという方は、次の『ChatGPT 120%質問術』もチェックしてみてください。

「本より動画で学びたい!」という方は、オンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」がおすすめです。ChatGPTに関する講座が多数公開されています。

講座が安くなるセールも、たまに開催されています。うまく利用してChatGPTの活用にお役立てください。

まとめ:ChatGPTをAI秘書として活用しよう

ChatGPTの基本の使い方10選を紹介しました。

言語の翻訳から文章作成、アイデア出し、表の作成、ブレスト相手など、どれもわたしが日常的に利用している活用例です。

ChatGPTの返答をすべて鵜呑みにするのは危険ですが、かんたんな秘書・アシスタントレベルの作業をまかせることで、時短やアウトプットの品質が向上します。

秘書という意味では、ChatGPTはどれだけ要望を伝えても、時間が何時でも、機嫌を損ねることがありません。また疲れ知らずのため、アウトプットの質も安定しています。自分好みに教育することさえ可能です。

この記事で紹介したChatGPTの使い方を参考にすることで、あなたが自由に使える時間が増え、仕事や人生がよりよくなることを願っています!🙏

(ChatGPTのMac用アプリを使いたい方はこちら↓)

ABOUT ME
fuyuna
都内のデザイン会社に勤務するデザイナー|ウェブデザイン・モーションデザイン・グラフィックデザイン|元理学療法士|デザイン・アート・インテリア・お出かけ好き