2026年上半期に読んだ本29冊|働き方・書くことで土台を固めた半年

上半期に読んだ本を、記録と棚卸しをかねてまとめてみました。
エッセイや小説をよく読む時期もあれば、この半年みたいにビジネス書が多いときもある。そのときどきの自分が求めていることが、そのまま選書に出るなあと感じています。
2026年の前半は、働き方や書くこと、時間の使い方。ざっくり言うと、自分の土台を固めたい気分だったみたいです。AIで仕事の景色が変わっていくなかでも、自分で書くこと・考えることは手放したくない。そんなことを思いながら選んでいました。
ぜんぶで29冊。だいたい1週間に1冊ペースでした。年始に「今年は50冊以上読むぞ!」と決めていたので、この調子ならいけそうです。

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上半期に読んだ本(2026年)
Contents
上半期に読んだ本の傾向
29冊を振り返ると、大きく6つのテーマに分かれました。
- 書く・伝える(4冊)
- 仕事・実務(7冊)
- 思考・教養(5冊)
- 働き方・キャリア(5冊)
- 時間・生産性(5冊)
- エッセイ・インテリア(3冊)
仕事や生き方にまつわる実用書がほとんど。働き方と時間を、どう自分でコントロールするか。どう生きたいか。そこに一貫して向き合っていた半年でした。
年始に立てた行動指針とも重なっていた気がします。
まずはベスト3から紹介します。「万人におすすめ」という軸ではなく、上半期の自分に特に響いた、という意味でのベスト3です。
上半期のベスト3:特に読んでよかった3冊
書くこと、そして動くことを通して、自分の土台を固めるきっかけになった3冊です。技術を磨くためもありますが、自由や変化を求めていた部分が大きそうです。
1. 取材・執筆・推敲 書く人の教科書
分厚さと「教科書」のワードに敷居の高さを感じたけど、読みはじめたらするする進む。
映画のように編集する考え方が新鮮でおもしろかったです。実践練習の場もありがたかった。相手にわかりやすく、おもしろく伝えるために、何を書かないか決める。実務でもよく考えるようになりました。
ただの文章は「情報の希少性」「課題の鏡面性」「構造の頑強性」を兼ね備えたとき、コンテンツに変わる。迷ったら捨てる。二番煎じはいらない。自分にうそをつかず、正確で透明な文章を目指す。これも肝に銘じる。
2. 移動する人はうまくいく
この本を読んでから、いつもと違うほうを選ぶ場面が増えました。
気になっていた少し遠いお店やイベントに行ってみる。会いたい人に連絡してみる。前からほしかったアートポスターを買いに行く。パスポートをとる。何年かぶりに映画を見る。そんな小さな変化が次々と起こせるようになりました。
これが「うまくいく」につながっているかはわからないけど、新しいことを経験し、いつもと違うことを感じる時間は楽しい。少しずつ自信や勢いがついて、次のやりたいことに挑戦しやすくなる。日常に刺激と彩りが加わって、前よりちょっと楽しい。これは、うまくいっているのでは?
大きな成果や結果が出なくても、毎日に充実感と楽しみがあれば最高。死ぬときに「いい人生だった」って笑えるのが、わたしの最終ゴール。そんな価値観を再確認するきっかけになり、しばらく前から抱いていた停滞感を晴らすのにも必要な一冊でした。
3. ほんとうのことを書く練習
ほんとうのことを書ける人になりたかったから、手に取ったのだと思う。書くことだけでなく、すべてのコミュニケーションにおける意識を変えてくれました。
読む人は書かれていることがほんとうか、ほんとうでないかを察知できる。この言葉にどきっとした。相手は他人かもしれないし、自分かもしれない。うそをならべることに意味なんてない。頭でわかっていても、純度100%のほんとうのことをだすには勇気がいる。
だからこそ、ほんとうのことを書くことは、ありのままの自分を許すことにつながる。自分を自由にさせてあげることでもある。まずは日記から、ほんとうのことを書いてみよう。読んでいてあたたかさを感じられる一冊でした。
書くたびに、自分以外の人の言葉を借りようとするたびに、「ほんとうのことを書く」が脳内で再生されるようになりました。話すときも同じです。別で記事も書いています。
書く・伝える(4冊)
AIで文章をつくれる世界が当たり前になっても、自分で書きたい。人の心を動かせるのは、人だけだ。そんな気持ちを持って読んだ4冊です。
取材・執筆・推敲 書く人の教科書
上記「特に読んでよかった3冊」で紹介しています。→ 感想はこちら
ロジカル・ライティング—論理的にわかりやすく書くスキル
自分は論理的思考や構造化が好きだと思っていたけど、実は「なんちゃって論理的思考・構造化」レベルだったことに気づいた。おごりに気づけて、いい意味でショックでした。
そもそも論理構造とはどうあるべきか。どのようなチェックポイントがあるか。どんなミスが起こりやすいか。情報整理やライティングをする場面、職場やお客さまとの連絡など、日常的なコミュニケーションの場面でも意識したいと思えることの宝庫でした。
「もれなく・ダブりなく(MECE)」「So What?」「情報の軽重」を特に意識するようになり、今後も繰り返しお世話になるだろうと思う一冊。もっと早く出会いたかった。
ほんとうのことを書く練習
上記「特に読んでよかった3冊」で紹介しています。→ 感想はこちら
「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた
夫の本棚にあった1冊。書く系の本は片っ端からチェックしたい欲があり、本書もその標的に。「文章術を学びたい」というより「たくさんある文章術本のなかで、どんな立ち位置で、どうやって語るんだろう?」が気になり読んでみました。
ライティングのポイントがサラッとつかめる便利な一冊という感じ。何から読むか迷っている人の入口にちょうどよさそうです。チェックリスト的な活用もできそう。
仕事・実務(7冊)
ディレクターとしてプロジェクトを推進し、トレンドや古典も取り入れながら、チームで成果を出したい。そんな思いで、実務に役立つ本を自然と多く手に取っていました。
外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント
仕事をもっと効率よく、楽に、クオリティ高くできればと思い読みました。
チームで働くうえで意識すべきこと、動きかたのポイント、炎上を未然に防ぐコツなど、今日から現場で使える知識ばかり。共感する内容もたくさんありました。
なかでも刺さったのは、「プロジェクトマネジメントはスタート時とクロージング時がもっともむずかしい(飛行機の離着陸と同じ)」「トラブルもチームの士気が低いのも、すべて自分の責任」「トレードオフは瞬時に提案し確定させる」の3つ。やっぱりそうなんだな、引き続きがんばらなきゃなと気が引き締まりました。
お客さまも含めたチーム全員でWin-Winになりたい。それを実現するための、先輩からの助言が詰まった一冊でした。ディレクターとして、PMとして、いろんなプロジェクトを経験して、もっと腕を磨いていく!
PMBOK第7版の知識と手法がこれ1冊でしっかりわかる教科書
プロジェクトのマネジメントをするようになってから、ずっと体当たりで仕事をしてきました。でも、まだ改善できることや、やれていないことがあるはず。
チームメンバーの負担は減らしたいし、お客さんにはもっと多くの成果を届けたい。なんとなくやってきたPMを、体系立てて理解し直したい。そんな気持ちでPMBOKの入門書的な本書を読みました。
プロジェクトマネージャーの役割や理想的な姿勢、動き方、具体的なツールや手法までを体系的に学べてよかったです。なんとなくわかっているつもりでも、いざ定義を問われると詰まってしまう。そんな曖昧な知識を確かなものにするために、そして日々の仕事の品質を上げるために、読了後も職場のデスクに置いています。
コンテキスト・リーダーシップ 「最高の上司」と「最悪の上司」は文脈で決まる
部下はいないけれど、後輩はいる。ディレクターとしてプロジェクトを動かすようになり、リーダーシップを学ばなきゃとうっすら思っている最近です。
リーダーシップは「行為」ではなく「文脈」で決まる、という主張に、たしかにとなりました。よくある「リーダーはこうあるべき」という視点ではなく、同じ振る舞いでも状況が違えば最高の上司にも最悪の上司にもなる。
だから正解の型を探すより、いま自分が置かれている文脈を読む力のほうが大切。フィードバックを出す場面が増えてきた自分に、大事な考え方を授けてくれた一冊でした。
AIに選ばれ、ファンに愛される。
これからの商売は、AIに選んでもらうことが重要な時代になる。でも、AIに選ばれることを目的とするのはつまらない。やっぱりファンをつくりたい。そんな気持ちで読みました。
企業はAIに選ばれる「AIルート」と、ファンに愛され続ける「ファンルート」の両方を育てていく必要がある。AI最適化、という言葉にあまり心躍らなかった自分にとって、どちらか一方ではなく、両立できるという視点が得られてよかったです。
どれだけ良い商品でも、AIがご主人に推薦する候補に入らなければ選ばれない。それを超えられるのは「これがいい」というファンの指名、という指摘にも納得。では何から手をつければいいのか?どう発信すればいいのか?そのヒントがもらえました。個人の発信をどう届けるか、その参考にもなる一冊です。
マーケティング22の法則 売れるもマーケ 当たるもマーケ
マーケティングの古典的な名著をいまさらながら読みました。1990年代の初版から時間は経っていますが、本質は変わらないのですね。
人の記憶に残るのは、「カテゴリ内の1番」であることが多い。だから戦わずして勝てるニッチで、自分の独自性や強みを活かせるカテゴリをつくること。そしてそこで1番になること。その大切さを学びました。事例もわかりやすかった。
マーケティングは知覚をめぐる戦い。忘れられたら終わり。いい商品をつくるだけでは生き残れない。わかっているつもりだったのに、最近は全然できてなかった。下半期は考え方や仕組み、動き方を見直さなければと思っています。
WIRED VOL.58 THE WORLD IN 2026
今年の最初に読んだのは、WIREDの「WORLD IN」特集。テクノロジー・文化・ビジネス・健康・環境など10分野の最新トレンドが詰まった特集です。
毎年12月下旬に買って、年始にかけて読むのがお決まり。幅広い分野の最新情報や未来を知れて、知的好奇心が満たされます。読み応えもあり、年始から満足。ときには不安もあるけど、知っておけば対策が打てるし、必要なときに選べる選択肢も増える。今年もきっと読みます。
CGWORLD「WEB×3DCG特集」2026年6月号
下半期の最後に読んだのは、尊敬するmount inc.さんの特集が組まれた雑誌でした。3DCGを活用した事例について、制作の裏側や考え方が知れるありがたい特集。
圧倒的なクオリティの出力をするには、とんでもない量のインプット、思考、検証が必要。それも質の良さと熱量が必須。あとは時間。自分にそれができているか?できていない。悔しい、申し訳ない、情けない。いろんな感情を抱えて読みました。遠いとか言ってちゃだめ。やる、それだけ。
思考・教養(5冊)
自分の土台を整えながら、人を知り、時代の空気をキャッチする。いますぐ役立つわけじゃないけど、じわじわ効いてくる5冊です。
考察する若者たち
「考察が流行っている」感覚があるなかで、書店で手に取りました。三宅さんの本は過去に何冊か読んでいて、どれも新しい視点や時代の空気をつかむのに役立ちます。本書も期待して読みました。
なぜ考察が流行っているのか。批評には答えがないけど、考察には答えがあるかもしれない。むくわれたい若者たち。現代の社会背景や流行に触れながら論じられていて、興味深く読みました。
若者が考察する姿勢を、時代や文化の変化として捉えているのもおもしろかった。ただ消費するだけでは物足りず、意味を探り、シェアして、反応をもらう。見たことがあるし、たぶん自分もやっている。そんな行為を見事に言語化していて、さすがでした。
ハーバードの心理学講義
パーソナリティ心理学の入門書として読みました。難しくなく、するする読める。「人はなぜそう動くのか」に興味がある人にぴったりです。
おもしろかったのは「自由特性」という考え方。人の性格には生まれ持った固定的な部分(ビッグファイブ)と、目的のために一時的に変えられる部分がある、という話。内向的な人が仕事のときだけ外向的に振る舞う、みたいに。ただ、本来の自分と違うキャラを演じ続けると消耗するので、ありのままでいられる「回復のための場所」を持つことが大事、という指摘が印象に残りました。
自分や他人を「○○タイプ」と決めつけがちな人ほど、見方がやわらかくなる一冊です。
スマホ時代の哲学 なぜ不安や退屈をスマホで埋めてしまうのか
情報過多の時代に、どう自分の思考を保つかを哲学の視点から問い直してくれる一冊。「書く」より「考える」に近い本で、静かに読みたいときにちょうどよかったです。
なぜ私たちは、少しの空白時間もスマホで埋めてしまうのか。退屈や不安から逃げるためにスマホに手を伸ばすけれど、それは同時に、自分と向き合う時間や、ぼんやり考える余白を手放していることでもある——そんな指摘にはっとしました。便利さの裏で、何を失っているのかを立ち止まって考えさせてくれます。
答えを出す本というより、問いを深める本。SNSやスマホとの距離感にもやもやしている人、情報に振り回されず自分の頭で考えたい人に。
ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること
タイトルに惹かれて読んでみました。ユニークな行動が取れる人は、希少価値が高く、代替されづらい存在になれると思ったからです。
空気やまわりに流されて動くのではなく、自分の頭で考えて選択するための視点や、行動、思考習慣のヒントが書かれていました。日々の小さな行動を見直したい人におすすめです。
勝間式 金持ちになる読書法
ビジネス書を読んでいるけど、身になっているのか?より質と効率のいいインプットをできないか?そんな課題感を持って「読書法」を学んでみました。
読書の秘訣として「きちんと目標を設定して、そのために学ぶべきことを方向づける」ことが書かれていて、当たり前やろ、と思いつつも正直あまりできてなかったことに気づけてよかった。その本を読んでどうなりたいか、何を求めているかを明確にしないまま読むから、読了後の「収穫」と思えるものが少ない。
とはいえ、具体的な目的があって読む本も実際は少なくない。ということは、考えられずに読んでいた本は、読む必要がなかったのかも。そんな気づきもありました。
ほかに「無意識が受ける影響とは、その人の知識と経験だけ」「理解と実践はセット」という言葉も響きました。理解と実践のループをきちんと回すことを改めて意識するようになりました。速読のコツ「1行ずつ読まないこと」「頭のなかで音読しないこと」も実践中。
働き方・キャリア(5冊)
ライフスタイルの変化を見すえながら、働き方の選択肢を増やし、もっと自分の手で選びたい。仕事、暮らし、趣味、バランスよく楽しみたい。そんな気持ちで読みました。
移動する人はうまくいく
上記「特に読んでよかった3冊」で紹介しています。→ 感想はこちら
メタスキル:努力の価値が変わる時代の「AI×自分」戦略
「努力の量」ではなく「努力の向き先」を問い直す本。上半期に一番考えていたテーマにドンピシャで手に取りました。
タイトルの「メタスキル」とは、ゲームの構造を見抜き、ルールを書き換えたり、勝てる土俵を自分で設定したりする力のこと。深津貴之・けんすう・尾原和啓の3人が、それぞれの「AI×自分」の型を持ち寄っていて、視点の違いがおもしろい。
特に「不確実なことを、自分でコントロールできる状態に寄せていく」という考え方が刺さりました。AIに何を任せ、自分は何をやるか。やることをエッセンシャルにしたい時期の自分に、ちょうどよかった一冊です。
フリーエージェント社会の到来
2025年に読んでよかった本のベスト3に確実に入る書籍『人生の経営戦略』で推薦されていたので読みました。
30年ほど前の本ですが、フリーエージェント(フリーランス)の働き方や価値観は、いまも変わらない印象です。
1つの会社だけに収入を頼ることには不安があります。だから組織に属しながらも、自分のキャリアは自分で設計したい。その選択肢の1つとしてフリーランスを持っておきたい。そう思っているので、実際に活動している人々の事例は参考になりました。
「最良のリスクヘッジの方法は、様々なプロジェクトや顧客、技能などを持ち、仕事を分散させることだ。投資先を分散させて資産を守るのと同じように、仕事を分散させることによって安全の保障を得る」という考え方にも共感しました。
beの肩書き
「何をしているか(do)」ではなく「どうありたいか(be)」で自分を語る、という考え方の本。これからのキャリアや生き方を考えるヒントがほしくて読みました。
自分を掘り下げていくワークがあり、キャリアの棚卸しや価値観の言語化に役立ちました。自分の名前で生きていきたい人、やりたいことがわからない、自分のことをもっと知りたい人に刺さるかもしれません。
たぶん、ターニングポイント
書店で目にして「自分にも今後ありえることなのかな」と思い手に取りました。子どもを持つことで働き方や自分がどう変わっていくのか。
人気アナウンサーの弘中さんだったら、それはそれは大変だったんじゃない……?とおそるおそる読みはじめました。出産前後の本音や考えがエッセイとしてつづられていて、とてもありがたい。貴重なお話を聞かせてもらってありがとうございます、という気持ちで読みました。子どもを持つことに対して、少し希望と好奇心が育つ一冊。
時間・生産性(5冊)
やることをしぼって、もっとスマートに動けないか。少し疲れてしまっていた2025年を経て、時間やタスクとの付き合い方を考え直したい半年でした。
1440分の使い方—成功者たちの時間管理15の秘訣
夫が「なかなか良かったよ」と貸してくれました。時間の使い方を見直し、自分と家族の時間、仕事と趣味のバランスを改善したいと思い読みました。
役割ごとのMIT(Most Important Task)を明確にする。たとえば自分自身・会社員・個人事業主・妻など。この考え方は『7つの習慣に学ぶ手帳術』の影響を受けて週次の目標設定として取り入れていたので、続けてみようと思う。
時間術の本によく書かれている「マルチタスクをやめる」「朝はゴールデンタイム」「タイムボクシング」などはサラサラ読んだけど、途中で刺さる言葉に出会った。
「週間スケジュールを見れば、人生の優先順位が見えるようになる」
また、ベストを尽くしつつ長くいい感じに走り続けるために、「やるべきこと、やれることは、常に山ほどある。終わらせようとするときりがない。この事実を受け入れて、適当なところで切り上げる習慣を身につけよう」という言葉も自分に必要だと思いました。
すべてやめれば、うまくいく
「いろいろやりすぎている」「やめればうまくいくの?ならやめるか」という精神性のときに書店で見つけました。仕事もプライベートも、なんだか消耗気味だった記憶。
「やめることを決める」というと簡単に聞こえるけど、その過程には単に不要なものを手放すだけでなく、自分が本当に求めているものを明確にする必要がある。それは、生き方を選ぶことでもある。
お金より何より、時間がいちばん大切。時間とは人生。集中力にも限りがあるし、やるべきでないことをやめて、やるべきことに注力する。そんな当たり前のことと、「自分はどう生きたいか?」を再確認する時間になりました。
多忙感
『すべてやめれば、うまくいく』に続くラインナップを見て、ちょっと疲れていたんだな、と過去の自分におもしろくなっています。心に余裕がなかった気がする。
多忙感は言葉の通り「多忙な感じがする」ということ。実際は感じているだけであって、多忙なわけではないこともある。実際、当時は仕事が忙しく「多忙」な事実に加えて、焦りを加速させる「多忙感」にも襲われていたと思う。
「多忙感に襲われた脳は、タスクの優先順位をつけられない」と書かれていて、これがパニックのもとになったり、状況を悪化させていたりするのだな、と改善を決意。
脳の休息には単純作業・手を動かす作業が有効。脳のクールダウンには既知のコンテンツが効く。シングルタスクで取り組む(耳タコ)。割り込みにはあとで対応する・反応せず自分のペースを保つ。日々意識して取り組むうちに焦りは減り、「ただやることが多くて疲れる」に変わってました。忙しいのは嫌いじゃないので、ひとまずこれでよし。
無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
勝間さんの読書法の本を読んだあとに読みました。読書法・勉強法・時間術をセットで読んだことで、考え方がつながって理解が深まりました。
まず良かったのは「勉強する目的は、幸せになるため」というシンプルな動機と、「明日から仕事に使えることを学ぶ」ということ。問題意識を常に持ち、学んだ内容を現場で試していくという考え方も、ただ知って終わりを避ける重要なポイントだと思いました。
勝間さんの本には、「いますぐ変えよう・やってみよう」と自然に思える不思議なパワーがあります。気がゆるんできたときに活をいれるのにもおすすめ。
一生自由に豊かに生きる!100歳時代の勝間式人生戦略ハック100
100歳まで生きる前提で、働き方・お金・健康・人付き合い・学び・時間の戦略を100個のハックにまとめた本。
軸になっているのは「知識・経験・お金の3つの蓄積」と「複利」の考え方。仕事も人間関係も運動も、すべて複利で効いてくるから、プラスの複利を増やしてマイナスの複利を減らそう、という話。「アウトプットを決めてからインプットを設計する」は、勝間さんの読書法の本とも重なって、下半期の自分の課題そのものでした。
長い人生をどう設計するか、早めに考えておきたい人に。ハック形式なので、気になるところから拾い読みもしやすいです。
エッセイ・インテリア(3冊)
平日の夜や休日のリラックスタイム、仕事から離れて暮らしを楽しんだり、心をゆるめたりする時間にお世話になった3冊です。
女ふたり、暮らしています。
ふたりの韓国人の女性が、友だち(?)として一緒にマンションを買い、共同生活する日常エッセイ。
趣味も性格も異なるふたりが、たまにケンカしながらちょうどいい距離感で暮らしていく。その様子が、夫との生活をはじめたころの自分たちと重なって、共感しながら読みました。家族やしあわせのカタチは、人それぞれでいい。学生時代にいろんな友だちの家に入り浸っていたことも思い出して、懐かしくなりました。
ひとつのエピソードを、ふたりそれぞれの視点で描いた話が多いのも魅力的でした。同じできごとの見え方が人によってこんなに違うのかと、視点の切り替えがおもしろく発見がありました。
よくわからないまま輝き続ける世界と〜気がつくための日記集
日記を集めたエッセイ。眠りにつく前のくつろぎタイムに読んで癒されました。
働いて、外に出て、子どもたちと暮らして、料理をして。誰かの平和な毎日を近くで見せてもらうおもしろさがあって、心地よかったです。
これまで日記集を読むことはなかったのですが、他人のプライベートをのぞき見たり、みんなそれぞれもくもくと生きているんだなと確認したり。日記のおもしろさに気づかせてくれた一冊でした。最近はまた別の日記集を夜に読んでいます。
この3つで劇的にあか抜ける 人生が変わるインテリア
インテリアをアップデートしたいとき、何から手をつけるか迷う。自分の好きなインテリアがわからない。そんな悩みに寄り添ってくれる内容でした。
本書では3種の神器として、「グリーン」「ポスター」「照明」が紹介されています。たしかに観葉植物はいっきに部屋をあか抜けさせてくれるし、ポスターや照明にこだわっている人の部屋は、ほぼもれなくおしゃれ。どれも手が届きやすい価格帯のものからはじめられるし、今日から試せる。
どうやって選べばいいのか、どこに飾ればいいのかといったリアルな疑問も解決してくれる実用書でした。コレを読んでからポスターを買い、観葉植物は株分け。部屋がまたひとつ、自分好みの空間に近づきました。
まとめ

上半期は「働き方」と「書くこと」に偏りがちな半年でした。
振り返ると、選んだ本は年始に立てた行動指針「減らす・整える・すぐやる」と重なっていました。
時間術や思考を整える本で「減らす」を考え、ロジカル・ライティングやPM本で「整える・構造化する」を学び、土台を整えながら、『移動する人はうまくいく』で早く小さく動く背中を押してもらう。無意識のうちに、なりたい自分に必要な本を選んでいました。
下半期は、この半年にまいた種を育て、仕事や暮らし、個人の発信活動に還元していけたらと思います。新しいことも体験し、学びながら、実りある年末を迎えられたらうれしいです。
読んでよかった本は、Amazonのリストでも更新しています。軽やかに、着実に前進するために。下半期も、いい本と出会えますように。
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読んでよかった本(これまで)
上半期に読んだ本(2026年)





































