スライド資料のデザインを気軽に学べるクイズを作りました【ノウハウ記事まとめ】

スライド資料をつくるとき、「デザインが苦手」「どこを直せばいいかわからない」という人は多いのではないでしょうか。
また忙しく働く人の中には、「デザインを学びたいけど、時間があまりない」という人も少なくないはず。デザイナーになる前、医療職時代のわたしもそうでした。
そこで今回、アドビさんのシリーズ企画「デザインクイズチャレンジ」でスライド資料のクイズをつくりました!
このスライドのデザイン、どっちが正解?伝わるプレゼン資料作成のセンスを磨いておこう
3問のクイズを通して、あそび感覚でデザインを学べます。解説もご用意しているので、ぜひ挑戦してみてください!
そして、この記事ではデザインクイズのフォローアップもかねて、過去に書いたスライド資料デザインのノウハウ記事をまとめて紹介します。
- 資料作成の流れ
- 資料デザインのコツ
- フォントや色の選び方
- デザインを彩る素材
- おすすめの参考書
デザイナーじゃなくても、デザインに苦手意識があっても大丈夫。まずはデザインの基本とコツを知って、少しずつ資料デザインの苦手を克服していきましょう!
※この記事はアドビ社のPR企画「デザインクイズチャレンジ」に参加して執筆しました。
Contents
スライド資料づくりの全体像をつかむ
まずは入門編から。「いざスライドを作りはじめても手が止まる」「デザインの作例を見ながら学びたい」そんなあなたには、次の記事がおすすめです。
記事の中では、豊富なデザイン作例を用いて以下の内容を紹介しています。
- スムーズな資料作成の流れ
- スライド資料デザインの6つのコツ
- デザイン初心者さんにおすすめの本
スライドは全体像や構成から考えて作ることで、内容に一貫性があり、説得力のある資料になります。作りながら「何が言いたかったんだっけ?」と迷うことも減るため、作成時間も減らせます。
また、デザインはちょっとした工夫で美しくなり、伝えたいことが意図した通りに伝わるようになります。元デザイナーの視点で「OK作例」と「イマイチな作例」について解説しているので、ぜひご自身の資料をアップデートしてみてください!

フォントと色の選び方を知る
次にご紹介するのは、スライド資料の見た目や印象を左右する「フォント」と「色」について、具体的な選び方をまとめた記事です。
次の内容について解説しています。
- スライドに適したフォント・色選びの秘訣
- おすすめの日本語フォント8選
- スライドで色を使用するときの鉄則
- デザイン初心者さんにおすすめの本
文字が欠かせないスライド資料では、フォントや色の選び方が、伝わり方を大きく左右します。どんな雰囲気にしたいかによって、作るデザインも変わってきます。
そんなフォントや色使いのコツを知って選べるようになることで、資料はグッと読みやすく、印象もよくなるでしょう。
また、フォントや色の特徴を知っておくことは、どんな場面でも役に立つ「デザインの土台」になります。豊富な作例を参考に基本を押さえ、伝わる資料づくりのスキルを身につけていきましょう!

商用無料で使える写真・イラスト・アイコン素材
スライド資料を作るとき、「いい写真やイラストが見つからない…」と悩むことがありますよね。そこで参考になるのが、商用OKで安心して使える素材サイトです。
上記の記事では、資料のわかりやすさを強化しながら時短にもつながる、写真・イラスト・アイコン素材をまとめて紹介しています。
どれも品質が高く、ビジネスでも個人でも使いやすいサイトを厳選しているので、「どれを選べばいいかわからない」「どこから探せばいいのか迷う」という方も、安心してご活用いただけるはずです。
パッと見て伝わるスライドを作るためにも、資料づくりの負担を減らすためにも、ぜひ参考にしてみてください。
AIが進化したら、デザインを学ぶ必要はなくなるのか?
生成AIがすごい勢いで進化し、資料や文章がかんたんに作れるようになってきました。
スライドも「まだ使えるクオリティではない」と思っていた数ヶ月前とは明らかに変わり、そのまま使えそうだな、と思えるほどの見た目に近づいてきました。
この先さらにAIが進化すれば、あっというまに実用レベルの「伝わる資料」を作れるようになるかもしれません。
じゃあ、わたしたちはもうデザインを学ばなくていいのか? …わたしの答えは、NOです。その理由は大きく2つあります。
見極めて判断するのは、人間だから
AIがスライドの初稿を作ることは、今後あたりまえになっていくかもしれません。まっさらなスライドに文字や画像を配置する作業は、AIにまかせればグッと楽になります。
でも、AIが生成したスライドの内容で「伝わるかどうか」を判断するのは、最後まで人間の仕事です。
- レイアウトが複雑でわかりづらいかも
- 数字の見せ方で印象が変わりそう
- 主張がブレているスライドがある
- 配色が意図に合っていないかも
こうした「違和感」を見つけるためにも、デザインの基礎を学んでおく必要があります。
AIに丸投げするのではなく、サポートしてもらいながら資料をつくるために。今後の資料づくりにおいても、デザインの見る目を養うことは欠かせないと思います。
資料作りのプロセスが、自信や説得力につながるから
資料をつくるときは、「どう見せれば伝わるかな?」「どんな言い方がわかりやすいかな?」と考えながら手を動かします。その過程で得た気づきや工夫は、プレゼンの場で自然と活きてくるものです。
たとえば、次のような点を自分で整理しながら作った資料は、説明もスラスラ進みます。
- 何がいちばん大事か
- どう説明すれば伝わるか
- 相手はどこでつまずきそうか
こうしたことが自分の中で明確だと、話す内容に理由や根拠が生まれ、聞き手にも納得してもらいやすくなります。
AIが資料を作れる時代でも、自分で考えてつくる経験が、話す力や説得力を支えてくれるはず。デザインを含めた資料づくりの過程は、自分の言葉で伝える力そのものを強くしてくれると感じています。
以上の2つの理由から、生成AIが資料をつくれるようになった今、デザインを学ぶ価値はむしろ高まっていると思っています。
まとめ:気軽に見る目を育てよう
アドビさんからのお声がけでデザインクイズづくりに挑戦し、「比べてみるだけでも気づきって生まれるんだな」とあらためて感じました。
スライドのデザインは、ちょっとした工夫で伝わり方が変わります。今回つくったスライドのクイズが、気軽に見る目を育てるきっかけになればうれしいです。
楽しみながら少しずつ、自分なりの資料づくりのコツを見つけてもらえたらと思います。
このスライドのデザイン、どっちが正解?伝わるプレゼン資料作成のセンスを磨いておこう|アドビ
また、アドビさんのウェブサイトでは、文字やレイアウト、グラデーションなど、デザインの感性を磨ける2択クイズがたくさん公開されています。ぜひ他の記事も読んでみてくださいね!










