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【手帳活用術】仕事も暮らしも充実させる!大人の手帳の中身・使い方解説(2024年版)

手帳を書いている手元の様子
記事内に商品プロモーション・アフィリエイト含む場合があります

「仕事で成果をあげながら、毎日の暮らしも楽しみたい」
「一度きりの人生、できるだけ充実させたい!」

そんな欲張りなわたしの希望を叶える、手帳活用術を紹介します!

具体的に、次の内容を週間バーチカルに書いています。予定の管理というよりは、やりたいことを実現し、自己成長を促すためのツールとして活用しています。

  • 1週間のやりたいことリスト
  • 1日、1週間の振り返り
  • 個人で取り組んでいるプロジェクト
  • ライフログ・学び・心が動いたこと
  • 強みの原石

身につけたい習慣の獲得や、自分の成功・失敗パターン見つける道具でもあります。がんばってきた足跡が見えるから、疲れたときは心の栄養剤にもなります。

そんなわたしの手帳活用について、実際の写真をお見せしながら解説します。

画像だけサクサク見たい方はInstagramへ!

2024年の手帳は「編集者のための〆切手帳」

2024年は編集者さんが開発した手帳、編集者のための〆切手帳を使いました。

表紙は水を弾くタイプのクラフト紙。裏写りしない厚めの紙が特徴的です。

手帳のフォーマットは、1日ごとに時系列で記録ができる、週間バーチカルタイプです。パッと見開きで1週間を見わたせるところが気に入っています。

手帳カバーはもともとついておらず、ちょうどいいサイズのMDノートカバーをつけました。透明なビニールカバーは、クラフト紙のナチュラルな雰囲気を活かしながら、汚れ・破れから守ってくれました。

なお、2025年版の〆切手帳は少し厚みが増しています。MDノートカバーとサイズが合わない可能性があるため、あわせてのご購入を検討されているかたはご注意ください。

準備:1週間がはじまる前に書くこと

手帳はそのままでも使えますが、毎日をより充実させるため、前の週の日曜日までに見出しや線で下準備をしておきます。

見出しは空きスペースに、次の3つを書きます。

  1. Wish List(今週やりたいこと)
  2. Weekly FB(1週間の振り返り)
  3. Project(取り組んでいること)

また、ページ下部のプロジェクトエリアは、上下半分に区切るよう、シャーペンで線を引きます。ボールペンではなくシャーペンを使うことで、線の色を薄くし、見た目の主張を抑えられます。

手帳の中身と活用方法

手帳の準備が整ったら、あとは書いていくだけ!ここでは準備した見出しを使って、どのように手帳を書いているか紹介します。

Wish List(今週やりたいこと)

まずは今週やりたいこと、実現できたらうれしいことを書きます。

現実的に考えて無理かも?と思うことでも、深く考え過ぎず「できたらいいな〜!」ぐらいのテンションで書いておきます。

ウィッシュリストを書く目的

ウィッシュリストを書く目的は、自分を楽しませること。1日、1週間単位で人生を充実させることです。大切な人を楽しませる内容でも、もちろんOK!とにかく実現できたらしあわせを感じられることを書きます。

リスト作成時のポイント

ウィッシュリストを作るときのポイントは、ToDoリストと混ぜないこと。ワクワクしないことは書きません。たとえば「仕事の〇〇を上司に提出する」といった、やるべきことだけど楽しみではないタスクは、ほかのエリアまたはカレンダーに書きましょう。

  1. 本当にやりたいことだけ書く
  2. ToDoリストを混ぜない
  3. 実現できるかどうかは深く考えなくてOK
  4. 見て楽しい気持ちになれることを書く

Project(取り組んでいること)

プロジェクトの見出し下には、いま自分が取り組んでいること、今週アウトプットしたいことなどのリストを書きます。

基本は会社以外の個人で取り組んでいるプロジェクト管理に使ってます。

たとえば、Instagramやブログの更新、勉強中のこと、PR案件や記事作成など個人で受けている仕事、登壇スライドの準備など。書くことでなんとなく優先度も整理できます。

リストを書いたら、横軸でプロジェクトの進捗管理をします。

Instagramの更新ひとつでも、写真の撮影から編集、文字入れ、キャプション作成、音楽の選定など、複数のタスクに分解できます。大きなタスクは重く感じられて先延ばしにしがちですが、細かく分解することで、着手しやすく、着実に進められます。

プロジェクトリストを作る理由

プロジェクトリストはアウトプットを止めないために書いています。会社で働きながら個人でも活動する理由は、人生の選択肢を多く持ち、会社に依存せずに生きるためです。

会社員をしながら個人活動を行うことで、収入源を複数持ち、会社への依存度を下げることができます。また、いまの安定した立場を活かしながら新しいスキルを磨き、さまざまなことに挑戦できます。プロジェクトリストはそのための道具であり、より自由な人生の選択を可能にするために作成します。

  • プロジェクトリストは自立の手段
  • 会社と個人の両軸で成長できる
  • 人生の選択肢が広がる

デイリーログ(毎日の記録)

手帳上部の広いエリアは、1日1列ずつ、その日のできごとや心にのこったこと、学び、食べたもの、習慣化したいことなど、自由にメモします。

文字の先頭に書かれている記号「・」「−」「×」などは、メモの種類を表しています。パッと見で内容を把握しやすく、タスク管理もスムーズです。

記号意味
メモ
タスク(未着手)
×タスク(完了)
>タスク(日付変更・延期)
予定・イベント

記号の使い方はバレットジャーナルを参考にしています。いろいろ書き方を試しましたが、わたしには『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』の記号がしっくりきました。

ほかにも略語やオリジナルの記号を使用し、自由でありながらも機能的な手帳活用を心がけています✍️

メモやふせんの活用

夏休みや年末年始などの連休前には、ウィッシュリストを書くことが多いです。かわいいメモやふせんに書くと気分があがり、見た目にもメリハリがつきます。

↑今年の夏休み前に書いたウィッシュリスト。せっかくの11連休をムダにしないよう、やりたいことを1週間前に書き出しました。実現できたものは赤いペンで印をつけています◎

↑ショッピングセールの前には、買いものリストを書きます。

プライム感謝祭や楽天スーパーセールなど、つい買いものが増えてしまうイベント。お得なはずがマイナスになることもあるため、事前にほしいものをリストアップし、不要な支出やモノの増加を防いでいます。

  • デイリーログは自由なメモスペース
  • 日記としても活用
  • 記号を使ってわかりやすく書く
  • ふせんやメモを使うとメリハリが出る

強みの原石

手帳の1番下のスペースには、強みの原石、チャンス、成果がでたことなどを書きます。

自分の強みがわかると、仕事や生活がラクになります。苦手なことをがんばるよりも、強みを活かして働くほうが、楽しく、成果が出やすいです。

ただ、自分の強みは意識して探さないと見つかりません。自然とやっていることが多く、人より長けた部分があったとしても、強みと認識できていないことが多いです。そのため、手帳に「強みの原石」を記録し、見逃さないようにします。

強みを見つけるときの基準

自分の強みを見つける際は、「成果」に注目します。行動や過程も大切ですが、結果がでていないものは強みと判断するのがむずかしいでしょう。

仕事で〇〇をした結果、

  • 売り上げがあがった
  • お客さまがリピートしてくれた
  • 大幅なコスト削減につながった
  • アワードを受賞できた

など、具体的な数値で表せる成果がでた行動は、「強み」である可能性が高いです。

一方で、1回の行動や成果が強みであるかどうかは判断しづらいです。そのため、手帳には「強みの原石」として記録し、1週間、1ヶ月、1年単位の長期スパンで精査し、本当の強みを見つけていきます。

  • 強みの原石を見逃さない
  • 強みの基準は「成果」に注目する
  • 長期的に強みを精査していく
  • 強みがわかると仕事・生活がラクになる

Weekly FB(1週間の振り返り)

日曜日の夜は、手帳に書いた1週間の記録を振り返ります。

振り返りでは1週間の記録を確認し、特に印象に残っていること、自分にとって重要なできごとに印をつけます。印はマイルドライナーで線を引き、目立つようにしています。

このとき、あまり大量に印をつけると何が重要かわからなくなるため、3つから5つ程度にしぼるように意識します。

いくつか重要な箇所に印をつけたら、手帳の左列「Weekly FB」の下にまとめていきます。具体的に書きすぎると長くなるため、できるだけ抽象化し、価値観の確認、次のアクションなどに落とし込みます。

1週間の振り返りは、「具体」と「抽象」を行き来する訓練にもなります。

  • 日曜日の夜、1週間の振り返りをする
  • 重要な部分3つ〜5つ程度に印をつける
  • 抽象化してハイライトにまとめる
  • 振り返りは具体と抽象の思考訓練にもなる

マイルドライナーの種類

マーカーは「マイルドライナー」を使っています。お気に入りのセットと色を紹介するので、これからペンを買いたい方は、よければ参考にしてみてください。

ペンは単色で買ってもいいですが、セットのほうが配色にまとまりが感じられ、複数の色を使うときにもバランスがとりやすいメリットがあります。

ページがまっしろでも問題なし!

ここまで文字が大量に書かれたページを紹介してきましたが、実はまっしろに近い、ぜんぜん書けなかったページもあります。

わたしの場合、仕事が忙しすぎるときは書くことより眠ることを優先し、手帳のページが白くなりがちです。ほかに理由もなく空白にすることは基本ありません。

この傾向がわかっていると、あとで真っ白なページを見つけたとき、「仕事をめっちゃがんばってたんだね」と自分をほめてあげられます。また、来年の同じ時期も忙しくなる可能性があるため、先回りして予定を調整することもできます。

つまり、手帳の中の空白は、立派な記録になるということです。

  • まっしろなページは、がんばった証かもしれない
  • 書けない日があっても自分を責めない
  • 書けないときの自分のパターンを知る

1年間のウィッシュリスト

手帳のリストページには、1年間のうちに叶えたいウィッシュリストを書いています。

1週間のウィッシュリストと同じく、実現可能かどうかは深く考えすぎず、「実現できたらいいな〜!」ぐらいの気楽な気持ちで書きます。

1年のウィッシュリストは前年の11月〜12月にほとんど書くため、途中で気が変わって削除するもの、更新するものもあります。あくまで自分を楽しませるためのリストです。素直な気持ちに従い、変化も楽しみながら書いています。

  • 1年のウィッシュリストを書く
  • 内容は柔軟に変化させてOK
  • 叶ったものはメモも添えると思い出しやすい

手帳のはじめと終わり

ここまで手帳の中身を具体的に解説してきました。最後におまけとして、手帳のはじめとおわりのページを紹介します。

手帳をひらいてすぐのページには、記事の作成や発信をするときに心がけている3つのことをメモしています。

  1. Fresh(新規性)
  2. Hot(話題性)
  3. Original(独自性)

これはテレ東キャスター・山川さんの著書『半分にして話そう』の中で紹介されていました。コンテンツを作成する際には、3つのうち最低2つの条件をクリアするよう意識しています。

手帳の最後はカバーをポケットが代わりに使用し、年始に引いたおみくじ、予備の名刺を入れています。おみくじには「努力なくして成功はありません」と書かれていました。

表紙の汚れを防ぐためにつけたカバーでしたが、いい仕事をしてくれています。外出先でステッカーや名刺、ショップカードをもらったといも、この簡易ポケットにはさんで持ち帰っています。

2025年の手帳は、ハイタイドの週間バーチカル

来年の手帳は何にするか迷いましたが、ハイタイドの直営店でひとめぼれした「ケイティ」B6・週間バーチカルにしました。デザインがかわいい!

12月はじまりを購入したので、そろそろセットアップや来年の使い方も考えたい。

書く内容やフォーマットは基本同じになる予定ですが、さらによくできそうなら改善し、またご紹介したいと思います✍️(Instagramのストーリーズが最速です!)

まとめ:手帳を使えば人生が好転する

「仕事と暮らしを充実させ、自己実現や成長も大切にしたい!」そんな欲張りなわたしの手帳活用術を解説しました。手帳に書くことは主に6つ。

  1. Wish List(今週やりたいこと)
  2. Project(取り組んでいること)
  3. デイリーログ(毎日の記録)
  4. 強みの原石
  5. Weekly FB(1週間の振り返り)
  6. 1年の Wish List(約100個)

書く内容や方法を決めてしまえば、あとは気負わず書くだけです。まっしろなページができても問題ありません。ただ、書いておくと自分を勇気づける道具にもなることもあります。

ということで、手帳に何を書いていいかわからない人、これから手帳デビューしたい人、手帳の使い方を変えたい人は、ぜひこの記事を参考に、手帳ライフをお楽しみください!

手帳の使い方についてのご質問や、記事のリクエストは、次の連絡手段にて受け付けています。

2023年に使った手帳・ノートのまとめ記事もあります↓

2024年に使った手帳・ノート・日記の総まとめ記事も後日公開を予定しています。年内を目安に執筆しますので、お楽しみに。

ABOUT ME
fuyuna
都内のデザイン会社に勤務するデザイナー|ウェブデザイン・モーションデザイン・グラフィックデザイン|元理学療法士|デザイン・アート・インテリア・お出かけ好き