こんにちは、fuyunaです。
X(旧Twitter)をはじめとしたSNSのプロフィール・ヘッダー画像は、アカウントの第一印象に大きく影響する要素です。
ヘッダー画像のサイズが適切でなかったり、アイコンで隠れる部分があることを想定せずに作成したりすると、プロフィールページに訪れてくれた人に「意図したイメージやメッセージが伝わらない」可能性があります。
そんな残念な事態を防ぐため、この記事ではプロフィール画像とヘッダー画像の推奨サイズを紹介します。それぞれの役割についてもお伝えするので、よければ参考にしてみてください。
プロフィール・ヘッダー画像の役割
はじめにもお伝えしましたが、プロフィール画像やヘッダー画像は「アカウントの第一印象」に影響する、とても重要な部分です。
第一印象に関する有名な法則として「メラビアンの法則」があり、はじめて会う人の印象は視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%影響すると言われています。
ただ、この法則は対人コミュニケーションにおける実験から定義づけられたものであり、SNSなどオンラインの場においては、視覚情報が55%よりもっと多くの割合で影響するでしょう。
以上の理由から、プロフィール・ヘッダー画像は適切なデザイン、サイズで作成することが望ましいと言えます。
プロフィール画像の役割
プロフィール画像(アイコン)は、あなたの投稿と共にタイムラインでも表示され、より多くの人の目に触れる要素です。
タイムライン上では「このアイコン=あの人だ」と名前を見なくてもユーザーを識別できるほど、アイコンの見た目は記憶に残りやすく、ユーザーのイメージに直結します。
プロフィール画像の選定時には、小さな領域でも認識しやすく、自身やブランドのロゴ、表現したいイメージの画像など、個性やブランドイメージを強化できるものを設定するといいでしょう。
ヘッダー画像の役割
ヘッダー画像は、プロフィールページに訪れた人が見る要素です。
プロフィール画像よりも見られる頻度は低いですが、画面上部に大きく画像が表示されることから、アカウントの雰囲気やテーマ、伝えたいメッセージを表現するのに適しています。
デザインにおいても手を加えられる範囲が大きく、個人やブランドのイメージを形成する画像を使用したり、文字を入れたりできます。
オリジナルのデザインを使用すれば、ほかのアカウントと差別化することもできます。
プロフィール画像の推奨サイズ
プロフィール画像の推奨サイズは、X公式から下記のように発表されています。
- サイズ:400 × 400px
- ファイル形式:JPEG、GIF、PNG
- データサイズ:2MB以下
サイズは400×400pxが推奨ですが、実際は正円の形に切り取られてしまうため、必ず見せたい要素は中心に近い部分に配置するといいでしょう。
ヘッダー画像の推奨サイズ
ヘッダー画像の推奨サイズは、公式から下記ように発表されています。
- サイズ:1,500 × 500px(横長)
- ファイル形式:JPEG、GIF、PNG
- データサイズ:10MB以下
ヘッダー画像を用意する際には「使用端末によって見えなくなる領域がある」ことに注意が必要です。以下、ヘッダー画像の表示領域についてもっと詳しく解説します。
ヘッダー画像の表示領域
繰り返しになりますが、ヘッダー画像はパソコンやスマホ、タブレットといった使用端末によって表示領域が異なります。
画像の両端がカットされてしまうだけでなく、プロフィール画像(アイコン)で隠れてしまう領域もあるため注意しましょう。
- 確実な表示範囲:1,500 × 380px
- 上下の端は60pxずつ見えない可能性あり
- 左側にはアイコンが重なる
デザインの作成時にはさまざまなパターンを想定し、重要な文字やイメージは確実に表示される範囲内に配置しましょう。
※上記で紹介したプロフィール・ヘッダー画像の推奨サイズは、X公式ヘルプセンターで公開されている情報を参考にしています。(参照:プロフィール画像のアップロードについてのヘルプ)
まとめ:最適なイメージを設定しよう
X(旧Twitter)のプロフィール・ヘッダー画像の役割と適正サイズの解説でした。
いずれもアカウントの印象に影響する、とても重要な要素です。適切な画像を設定できれば、個人やブランドのイメージを意図した通りに伝えることができ、記憶にも残りやすいです。
アカウントやブランドの個性を強化し、ほかのユーザーと差別化するためにも、ぜひ最適なデザイン・サイズの画像を設定してみてください。
その他のSNSにおける推奨サイズやサービスの特徴、マーケティングに関する知識などは、書籍からも学べます。よければあわせて参考にしてみてください。