こんにちは、アートと旅行が好きなデザイナーのfuyunaです。
昔から好きな雑誌に「オズマガジン」があり、その出版社が主催する「OZの女子旅EXPO 2019」というイベントに行ってきました。
会期は9月29日までで終了してしまったイベントですが、47都道府県の魅力溢れるアートがとても興味深かったのでレポートを書きます。
OZの女子旅EXPO 2019とは?
OZの女子旅EXPOは、オズマガジンやオズモールで有名なスターツ出版株式会社主催のアート展です。
旅をテーマとした発信で有名なOZさんが、47都道府県の素晴らしいモノやコトを47人のクリエイターとともに集めました。
私たちは全国各地を旅する中で、日本にはまだ知らない素晴らしいモノやコトがあふれていると気がつきました。でもそれはその土地では「あたりまえ」であるがゆえに、名品や名産とさえ呼ばれていない。そんな、日本の知らなかったいいもの、いいことに「銘を付けて」表参道に集めようというのが今年のテーマなんです。
銘品、銘湯、銘菓、銘店、銘産・・・。
当日どんな「銘」に出会えるか、楽しみにしていてくださいね。
女子旅EXPO 2019公式サイトより
メインイベントは9月27日〜28日の2日間で行われており、今回は9月25日〜29日のエキシビションに行ってきました。
エキシビションの様子
受付の方に写真撮影の許可をいただいたので、会場の様子と展示の一部をご紹介します。
アート展ということで、イラストや写真などを使った47名の作品が展示されていました。
新潟の長岡花火の写真は、きれいな花火そのものだけでなく、それを見ている人たちにも焦点が向けられていて素敵でした。
地元三重の作品は、巨大な赤福とその前にたたずむ人のイラスト。
街のいたるところで見かける赤福の看板、夏は赤福氷、冬はぜんざいとして伊勢市民の生活に少しずつ溶け込む赤福への若干の恐怖を表現されていました。
お米が自慢の宮城県の作品は、消費量の減少や農家の後継者不足などによって減っていく田園風景に対し、「アイスみたいにライスを食べてほしい」という願いが込められた作品でした。
東京の作品・小杉湯図解は、銭湯の中でのコミュニケーションを緻密な図解によって楽しく表現した作品でした。
東京には有名な観光地がたくさんありますが、情緒溢れる銭湯のイラストが展示されていてほっこりしました。
ただただ美しいと感じた秋田の雪景色。白と青のコントラストがたまりません。
阿蘇山の写真は3つのパネルで1つの作品となっており、こういう見せ方もあるんだと勉強になりました。
大分の風景は、県のPRプロジェクト「大分で会いましょう。」(公式サイト)の撮影中に出会った場面だそうです。
ショップコーナーも充実
ショップは撮影不可のところが多かったので写真は掲載できませんが、各県の魅力的な名産品や個性的なグッズなどが販売されてました。
イベント期間限定で通常価格よりお安くなっているグッズもあり、ついつい手を伸ばしてしまいました。
まとめ
今回は、東京表参道で開催されていた「OZの女子旅EXPO 2019」のレポートでした。
47都道府県のアーティストが、各県の愛おしいところをそれぞれの視点や方法で表現していて、とてもおもしろかったです。
各県の新しい魅力を発見できたり、やっぱりこれだよね!っていうものに出会ったり、日本の素晴らしさを再確認できるイベントだと感じました。