仕事・キャリア

ITパスポートの勉強を開始、やる気を維持する工夫

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3日前から、ITパスポートの勉強をはじめました。

ほんとは夏前から気になっていたけど、仕事の忙しさや自分への過信から、なんだかんだ手をつけずにきました。でも、自分の知識があいまいなことはわかっている。

「気になるなら、やってみたらいいんじゃない?」
「このままモヤモヤを放置してもいいの?」
「停滞感は、そういうところからきてるんじゃない?」

自分で自分に言い聞かせ、ようやく重い腰があがりました。長い夏休みの間に心と時間に余裕ができたのも大きかったかも。

午前中にカフェで「やるぞ」と決めてからは早くて、そのまま本屋に向かい参考書を購入。1時間後には試験の申し込みと受験料の振り込みまで終わっていました。こういうのは勢いが大事。

なぜITパスポートを学ぶのか

ITパスポートの勉強がしたいと思った理由は、主に3つあります。

  1. 曖昧な知識を減らし、仕事に役立てたい
  2. なにか勉強したい気持ちだった
  3. 停滞感があり、モヤモヤしていた

1番の目的は、仕事に役立てること。ITやビジネスの基礎知識を体系的に学ぶことで、お客さまとの相談や提案のクオリティを高めたい。ディレクターになって約1年半、なんとなく仕事はやれているけど、まだまだ曖昧な知識があり、力不足を感じている。それを改善したい。

「わからないことはその場で調べたり、聞いたりすればいいじゃん?」とも思うし、実際やっている。でも、知識の底上げをしておくことに損はない。

たとえばレストランで、「この食材なんですか?」「1人前はどのくらいの大きさですか?」と店員さんに聞いたとき、「えっと、わからないですね。聞いてきます」とたびたび返ってきたら不安になるし、「このお店は大丈夫か?」と思いますよね。

ディレクターには、お客さまと会社をつなぐ「窓口」の機能もあります。そこではある程度の知識の幅と深さが必要。完璧である必要はないけれど、「わかりません、社内で確認します」を繰り返す伝書鳩になってしまっては存在価値がない。むしろレストランの例のように、会社の信用を落とすことにもなりかねません。

「この人なら安心して相談できる」
「この人と働きたい」
「この会社とずっと付き合いたい」

そう思ってもらえるように、さらに成長する。その過程で、少し前から感じている停滞感も払拭する。そんな希望と目的を抱き、ITパスポートの勉強をはじめました。

(…なんだかマジメに書いてしまいましたが、途中でやめてしまいそうになったとき、この記事が抑止力になれば良いなと思ってます)

ダラダラ勉強しないために

ITパスポートは年中、全国の会場で受験できます。試験概要や申し込みの詳細については、公式サイトをご確認ください。

ITパスポート試験|公式サイト

自分のタイミングで受験できて便利な一方で、ダラダラ勉強してしまうデメリットもありそうです。そうならないために、「お金」と「締め切り」の力を借りました。学習計画もゆるく立てました。

お金をかける

お金は人質みたいなものです。大なり小なりお金をかけると、損したくない気持ちが生まれます。まずは参考書を購入。1,800円くらいでした。

次に受験料の支払い。7,500円でした。思ってたより高い。けど国家資格だし、更新も必要ないからそんなものか。

参考書と受験料をあわせると、約1万円になります。これで試験を受けなかったら、1万円をドブに捨てることになる。いい感じにもったいないです。

受験日を決めて、申し込む

締め切りがあると、その日を目指して勉強に取り組めます。

ただ自分のなかで「この日にしようかな」と決めるだけでは簡単に変更できてしまうため、さっさと受験の申し込みまで済ませました。

また、試験直前の申し込みでは、希望の会場・時間が満席になっている可能性があります。「この日に受けたかったのに〜」とガッカリするのがイヤだったので、空席が多いうちに申し込もうと思いました。

なお、試験日は申し込み後も変更できるそうです。めんどうなので変更は避けたいですが、先の予定がわからなくても、とりあえず申し込みしておくのが良さそうです。

ゆるい学習計画を立てる

受験日を決めるとき、以下もあわせて考えました。

  • どのくらい勉強時間が必要か
  • 1日に確保する勉強時間
  • いつまでに合格したいか

まず、どのくらいの勉強時間が必要か。検索してみると、ITパスポートの合格に必要な勉強時間の目安は、

  • IT知識がない人:約180時間
  • IT知識がある人:約100〜150時間

とのこと。わたしは実務や商業高校時代に仕入れた知識が少しばかりあるため、100時間くらいで見積もりました。

次に、1日の勉強時間。フルタイムで働きながらの勉強です。さらに10月末まではめちゃくちゃ忙しくなる予定。クライアントワークみっちりな上に、イベント登壇もあります。あまり詰めこんで心身の健康を崩したくはない。

1日30分くらいなら、無理なく続けられるかな。

100時間の勉強が目安なら、1日30分で200日。…半年は時間かけすぎだ、年内に合格したい。合格発表は翌月の15日前後らしいから、11月に受験しよう。整理すると、

  • 受験時期:11月(合格発表は12月)
  • 1日の勉強時間:最大1時間、毎日
  • 勉強期間:約3ヶ月

うん、無理なくやれそう。基本は毎日勉強したいけど、平日しんどいときは土日でカバーする。念のため、この計画が現実的かどうかも夏休み中にテストしてみました。

カフェで勉強した日。書籍の解説だけで物足りないときは、Geminiにも教えてもらう。

実際、30分〜40分くらいあれば基礎学習+過去問のセットでキリよく学べました。

参考書はまあまあ分厚いけど、無理せずとも1日20ページくらいは進められる。これくらいなら平日もやれそうです。

試験は11月、ゆるく勉強していく

ITパスポートの勉強をはじめてわかったのは、すでに知っている内容も多くて「めっちゃむずかしい…!」とはならないこと。同時に、やっぱり曖昧な知識も多いということ。

まさかの計算問題もあって「うわっ」と思ったけど、勉強すること自体は楽しい。

「こんなん間違えるわけないでしょ」とナメてかかったサービス問題をケアレスミスで不正解にするあたりは、12年前、理学療法士の国家試験を受けたときと変わっていない。詰めの甘さもなんとかしたいナ…。

知識の穴を埋め、アップデートしながら整理していく作業。実務にすぐ活かせるのもうれしいし、11月の試験までゆるく学んでいこうと思います。

ABOUT ME
fuyuna
都内のデザイン会社に勤務するデザイナー|ウェブデザイン・モーションデザイン・グラフィックデザイン|元理学療法士|デザイン・アート・インテリア・お出かけ好き