デスクワーカーになって約6年。運動習慣なし、長時間すわりっぱなしの生活を続けた結果、肩こりと腰痛が気になってきました。

35歳、気持ちは若くても体がついてこない。そう感じることも増えました。ここらで体を動かす習慣をつくり、加齢で起こりやすくなる痛みや病気をできるだけ防ぎたい。

そんな気持ちで、パーソナルピラティスをはじめてみました。マシンピラティスです。

この記事では、できれば運動したくないけど健康でいたい私が

  • ヨガでもジムでもなくピラティスを選んだ理由
  • パーソナルに決めた理由と価値
  • ピラティスをはじめて感じた効果と変化

などを紹介します。先にサクッと効果を伝えると、腰痛や肩こりが軽くなり、日常での意識・行動も変わってきました。始めてよかったです!

ヨガでもジムでもなく、ピラティスを選んだ理由

「ゆるくからだを動かしたい」「肩こりや腰痛をなくしたい・予防したい」と考えたとき、選択肢としてジムでの筋トレ、ピラティス、ヨガが浮かびました。

その中からピラティスを選んだ理由は3つあります。

  1. 現状の課題を解決するアプローチとして最適っぽい(元理学療法士の視点)
  2. 新しいことをやってみたい(マシンピラティスへの好奇心)
  3. ピラティスの起源にリハビリがあると知った(親近感・将来への期待)

1つめの「現状に対するアプローチとして、ピラティスが最適だと思った」というのが特に大きく、それは次のように考えた結果でした。

現状の課題と改善策を書き出す

アプローチを決めるため、まずは気になる体の不満と希望を書き出しました。

  • 肩こり・腰痛をなくしたい
  • 猫背・巻き肩・ストレートネックを改善したい
  • 長い時間立っていると足がツルのをなくしたい
  • ぽっこりお腹をスッキリさせたい
  • からだの冷えをとりたい
  • 体力をつけたい(疲れ・病気への抵抗力アップ)

元理学療法士の視点で治療プログラムを考えるなら、「ストレッチ」「体幹・腹部・股関節まわりの筋力強化」「姿勢改善」「活動量アップ」が必要となります。

つまり、筋トレだけでは不十分。ならばジムの契約をするのは違う。消去法でヨガとピラティスの2択になりました。

ヨガとピラティスの特徴をGeminiに聞いてみた

ヨガとピラティスの違いがよくわかっていなかったので、Geminiに聞いてみました。

ヨガは「心身の安定と柔軟性」ピラティスは「インナーマッスルと骨格の矯正」に重点を置いています。

項目ヨガピラティス
目的・リラックス
・柔軟性向上
・メンタルケア
・ボディメイク
・姿勢改善
・体幹強化
起源約4500年前
インド(修行法)
1920年代
ドイツ(リハビリ)
動きの特徴ポーズを静止・キープして深める常に動き続ける(流れるような動き)
筋肉へのアプローチ全身の筋肉を伸ばし緩めるインナーマッスルを鍛える

もうこれは、ピラティスでしょ。すぐ決めました。目的がいまの自分にピッタリなだけでなく、わたしのルーツでもある「リハビリ」が起源とのこと。単純ですが、急にピラティスが身近に感じました。

YouTubeでも調べてみると、PIVOTにピラティス回を発見。歴史やメリットを再確認し、「やっぱりピラティスだ!」となりました。

もしピラティスにハマることがあれば、将来的にトレーナーをやるのもおもしろいかも。理学療法士の経験と知識を活かせるし。そんなことをふんわり考えたりもしました。

パーソナルに決めた理由

ピラティスには集団でのグループレッスンと、1対1でのパーソナルレッスンがあります。

最初から「パーソナル」が希望で実際に契約しましたが、次のようなリスクやデメリットもあると考え、少しだけ悩みました。

  • 費用が高い(グループの2倍〜4倍)
  • 予約がとりづらい可能性がある(1日の枠が少ない)
  • トレーナーさんとの相性が重要

パーソナルの費用は、1回につき1万円くらい。いまは週1で通っているので、月4万円です。契約前は少し高く感じましたが、実際は次のメリットを実感できて満足しています。

  • 姿勢・動作の評価とカウンセリングが丁寧
  • 当日の調子や希望にあわせたプログラムが可能
  • わからないことをすぐ質問できる
  • 苦手な姿勢・動きも細かくサポートしてもらえる
  • 無理のない範囲で適切な負荷をかけてもらえる
  • 自宅でのトレーニング方法を教えてもらえる
  • 人の目を気にせず集中できる

グループレッスンを受けたことがないので比較はできないですが、1回あたりの充実度や効果の高さは、きっとパーソナルのほうが高いはず。不慣れな初心者だからこそ、パーソナルにして良かったと思いました。

はじめに心配していた予約のとりづらさやトレーナーさんとの相性も問題なく、ほぼ希望通りのスケジュールで楽しく通えています。

今後しばらくはパーソナルを継続し、慣れてきたら家でセルフでやってみる、グループレッスンに参加してみるなど、活動の幅と自由度を広げていきたいと思っています。

ピラティスを始めて起きた変化・効果

ピラティスを始めて気づいたことや起きた変化、実際の効果について軽く振り返ってみます。実際いいことしかなかったです。

初回:現実と認知のズレにショックを受ける

ピラティスデビューは1月4日。新年の仕事がはじまる前に、体験レッスンを受けました。仕事が始まってからだと忙しさを理由に先のばししそうだったから。

初回は姿勢の評価からはじまり、グリッドが入った写真で姿勢をチェック。想像以上に崩れた自分の姿にショックを受けました。

左からピラティス前 → 後・前屈
  • 前方に偏った重心
  • 左脚に乗る体重
  • 左右非対称な肩の高さ(右が高い)
  • 巻き肩(前に出た肩峰)
  • ストレートネックの姿勢
  • 反り腰

美しい姿勢の定義やチェックポイントまでわかっていて、意識していたつもり。でも、写真に映るだらしない自分の姿に衝撃を受けました。

立って床に手を伸ばしてみようものなら、どれだけがんばっても床に届かない……!もも裏がパンパンに突っ張っていました(トレーニング後はギリギリ床に触れた)。

その後は軽いマシントレーニングをさせてもらって、何をしてもプルプルふるえる手足と腹筋、思うように動かせない体に情けなさを感じました。

「姿勢が悪いと老けて見えるんだな」
「筋力なさすぎ、やばすぎ」
「これがいまの自分なのか」
「心と体が元気ないま、始めてよかった」

認知のズレやうぬぼれに気づけたて良かった。ショックも大きかったけど、手遅れになる前にはじめられてよかったという安心感も大きかったです。

2週目〜:腰痛がなくなった

体験後そのまま契約し、週1回、月4回のパーソナルピラティスをはじめました。

プログラムは毎回テンプレートのようなものではなく、そのとき気になっていることや改善したいことを話し、トレーナーさんと2人で決めます。

元理学療法士であることは伝えているので、ピラティスの専門家と動作の専門家、ふたりで治療プログラムを考えるような感じ。直近は「姿勢と腰痛・肩こりの改善」を中心に取り組んでいます。

「これで合ってますか??」
「あと1回ですか……!?」
「もう筋肉痛になりそうです」

情けない言葉を発しながらも楽しく過ごす1時間。マンツーマンだから周りを気にしなくていいのも気楽です。

トレーナーさんからの前向きな言葉にも助けられています。わたしのトレーナーさんは姿勢がスラッとして美しく、ピラティスをはじめて2cm身長が伸びたそう。時間はかかるかもしれないけど、わたしもがんばる!

いつも数分で体がぽかぽかして、じんわり汗がにじむ。足や肩まわりが軽くなる。朝にピラティスをしたら、夜には筋肉痛がはじまる。そして2〜3日はしっかり筋肉痛を感じて、回復したタイミングでまた次のトレーニング日がやってくる。そんな繰り返しです。

2週目からは腰痛が気にならなくなり、肩こりも軽くなりました。さらに、見た目の大きな変化はありませんが、次のような「日常での変化」もありました。

日常での意識・行動が変わりはじめた

ピラティスをはじめてから、自然とヘルシーな選択肢をとる瞬間が増えました。

  • ながらストレッチをする時間が増えた
  • 仕事中の座り姿勢を意識するようになった
  • 立ち姿勢を整える瞬間が増えた(重心・反り腰)
  • 夜にフォームローラーを使う日が増えた
  • できるだけ階段を選ぶようになった
  • ジャンクフードを食べたい気持ちが減った
  • スマホを見る時間が減ってきた
  • 休日の歩数・移動量が増えた
  • 就寝時間が早くなった(22時〜23時台に寝る)
  • 水を飲む量が増えた(白湯にしたりもする)

「健康になるぞ!」と意気込んでいるつもりはないのですが、何気ない瞬間にとる選択肢が健康的なほうに傾いてきた実感があります。

時間とお金をかけてセルフケアに取り組んだことで、「体は大切に扱うもの」という意識が高まったのかもしれません。

また週1で全身鏡を見ながらトレーニングするので、自分のだらしない姿勢やぽっちゃり体型を直視せざるをえません。毎週これでもかと現実を叩きつけられるので、「こんな自分はイヤだ!」と改善意欲が高まります。この心の変化も、日々の行動の変化につながっていると思います。

劇的な見た目の変化はありませんが、腰痛や肩こりの改善以外にも、肌荒れや病気の予防につながっている気がしています。自分のことも、前より好きになりました。

▼ 愛用フォームローラーはこれの白

まずは半年、続けてみようと思う

年始に思い立ってはじめたパーソナルピラティスが、こうも心と体にいい影響をもたらしてくれるとは思いませんでした。

いままでピラティスをしている人を見ると「美意識が高い人」としか思えませんでしたが、いまは美しさだけでなく、「健康意識が高い人」「きちんと自己と向き合える人」だと思います。やってみないとわからないことは多いですね。

週1回、まだ2ヶ月弱しか通っていませんが、はじめるきっかけになった腰痛と肩こりの改善も実感していますし、今後もしばらくは続けたいと思います。また何か変化があれば共有します!

ABOUT ME
Fuyuna
都内のデザイン会社勤務のディレクター・エディター|元デザイナー・元理学療法士|三重県出身|インテリア・本・週末のカフェモーニングが好き