Design

プロのロゴ制作の過程と思考が学べる『ロゴDAYS』|デザインの本

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは。
fuyuna(@fuyuna_design)です。

普段何気なく目にしている、お店やブランドの「顔」となるロゴ。
それはどうやって作られているのでしょう?

デザイナーとして制作する側になった今は、その裏側にある過程や、しっくりくるロゴができたときの嬉しさなどがわかりますが、それまではどんな過程で作られているか考えたこともありませんでした。

そこで今回は、有名デザイナーによるロゴデザインの思考やプロセスを学べる一冊、『ロゴDAYS』をご紹介します。

ベテランロゴデザイナーの思考に触れる

ロゴデイズの著者はグラフィックデザイナーとして有名な甲谷一さん。

甲谷さんは「ジャパネット」などのロゴやDTPを手がける、タイポグラフィを使ったデザインが得意なデザイナーさんです。

本書の中では、ロゴのオーダーから展開物のデザインに至るまで、制作プロセスがビジュアル豊富に紹介されています。

別案やブラッシュアップの過程も知れる

本書を購入するきっかけになったのは、デザインの勉強を始めて3ヶ月目にご依頼いただいた「ロゴデザイン」の仕事でした。

制作にあたりpinterestで参考ロゴを眺めたりしていたのですが、当然目に入ってくるのは完成したものばかり。

制作過程がわからないので、素敵なデザインであることはわかるけど、何を意図しているかが明確にわからないので、もっと詳しく制作プロセスを学べる本が欲しいと思ってました。

そんとき、書店で出会ったのが今回ご紹介している『ロゴデイズ』でした。本書を見て特に感動した点は次の3つ。

  • 別案やブラッシュアップの過程も知れる
  • ビジュアルが豊富で解説もわかりやすい
  • 納品データやマニュアルも参考になる

ロゴ提案資料をマネしてみた

本書に掲載されていた“ロゴの提案資料”を参考にしながら、はじめて仕事として作ったロゴの提案書作ってみました。

FuzeW JAPAN様のコンセプトシート
2019年1月『FuzeW JAPAN 』様ロゴ制作

ロゴの左下に「コンセプト」、右下に「ロゴのポイント」を記載。
ポイントはモノトーンの画像を使って主張し過ぎず、特徴となる点を解説しています。

まとめ

今回は『ロゴDAYS 甲谷一のデザインと思考』をご紹介しました。

普段何気なく見ているロゴですが、コンセプトを知ることができたり、受注からブラッシュアップ、完成までの過程を知れて参考になりました。

ロゴデザインを学びたい方、デザイナー志望の方、これから自分のロゴを作ろうと思っている方などにオススメなので、興味がある方はチェックしてみてください!

ABOUT ME
fuyuna
都内のデザイン会社に勤務するデザイナー|ウェブデザイン・モーションデザイン・グラフィックデザイン|元理学療法士|デザイン・アート・インテリア・お出かけ好き