こんにちは、
fuyuna(@fuyuna_design)です。
今週の月曜日から「#1日1サイトレビュー」のタグをつけて、ツイッターにWebサイトのレビューを投稿し始めました。
Webデザインの引き出しを増やすため#1日1サイトレビュー 私も始めます🙌
— fuyuna🌷Web&Graphic Designer (@fumm_ii) June 17, 2019
◎ドレスブランド ecru spose
写真やアニメーションの使い方が素敵で、高級感と遊び心が共存している。背景からモデルの身体の一部がはみ出した写真は、手を伸ばせば触れそうな、生きた感じがする。https://t.co/qiLnjEst9P pic.twitter.com/JUvtUP31Cv
まずは7日間・7サイトをレビューしたので、レビューを始めたきっかけや目的、続けてみた結果や感想を書きたいと思います。
結論から言うと、1日1サイトレビューはインプットとアウトプットが効率よく練習できて、かなり勉強になります。
言語化が苦手な人にもぜひオススメしたい練習方法です。
Contents
1日1サイトレビューとは?
#1日1サイトレビューとは、その名の通り1日1つのWebサイトをレビューするというものです。
人によって書き方は少し違いますが、Webサイトと日記アプリの画面をスクショして投稿するのがスタンダードになっています。
Twitterで #1日1サイトレビュー と検索すれば過去のレビューも見れるので、気になる方はチェックしてみてください。
【7日目】#1日1サイトレビュー
— fuyuna🌷Web&Graphic Designer (@fumm_ii) June 23, 2019
◎北信濃ワインバレー列車の旅https://t.co/Kggf4YQEVm
女子旅好きな大人女子をターゲットとしたワイン列車のLP。女性は細かいサービス内容より全体の雰囲気やビジュアルをきっかけに興味を持つので、良質な写真や女性向け書体・配色・大人可愛いデザインが効果的。 pic.twitter.com/34bKFMVm6m
1日1サイトレビューを始めたきっかけ
1日1サイトレビューを始めたきっかけは、Twitterですでに取り組まれている方の投稿を見ていたことでした。
見ているだけでも勉強になりましたが、「デザインの独学で確実に成長できる4つのコツ」で散々手を動かそうと言っていた自分自身が受け身になっていることに気づき、始めようと思いました。
その他、以下の目的で始めました。
- 良質なWebサイトを見る習慣をつけるため
- Webデザインの引き出しを増やすため
- 言語化する力を伸ばすため
- CSSやJavaScriptなど表現の引き出しを増やすため
4つの目的を念頭に置き、毎日楽しくサイトレビューをしました。
1日1サイトレビューをして良かったこと
毎日レビューでしたが、7日間続けてみて想像以上に得るものが大きいことに気づきました。
7日間続けることで起こった変化や取り組んで良かったと思ったことは以下です。
- Webサイトを見る数が圧倒的に増えた
- 最近のあるあるデザインが見えてきた
- 一つ一つの要素をよく見るようになった
- 目的を達成するまでのプロセス・表現が学べる
やってよかったと強く感じる点が他にもたくさんあったので、今後も積極的に継続していきたいです。
以下、それぞれについてもう少し詳しく書いていきます。
Webサイトを見る数が圧倒的に増えた
レビューするサイトは1日1つですが、実際には事前に10ページ以上気になるサイトを見て、特に気になるサイトについてレビューしていました。
つまり、単純計算で1日10サイト、7日間で合計70サイト以上見たことになります。
今まで参考サイトの確認をするために多くのページを見ることはあっても、これほどコンスタントに毎日見ることはありませんでした。
今後も継続して「良質なWebサイトを見る」ことを習慣化していきたいと思います。
最近のあるあるデザインが見えてきた
今まではWebデザインに関する情報サイトでトレンドなどをチェックしていましたが、実際に多くのサイトを観察することで「あれはこれのことか」と納得できました。
以下、7日間で気づいたあるあるWebデザイン。
- メインビジュアル・背景に動画使用
- コンテンツ幅が広く動きのあるレイアウト
- 縦書きと横書きの文字を混ぜたデザイン
- PCでもハンバーガーメニューを使う
- 控えめにグラデーションを使ったデザイン
- イラストを取り入れたデザイン
- ローディングアニメーションがある
- CSS・gif・JavaScriptをなどをかけ合わせた動きのあるデザイン
今までは残念ながら「他者が発信した情報を見て知った気になっていた」だけだということに気づきました。
今後はこういったあるあるデザインにも注目して観察・レビューをしていきたいと思います。
一つ一つの要素をよく見るようになった
取り組み前はサイト全体の雰囲気や、自分が好きなところに注目して見ていることが多かったように思います。
今回「Webデザインの引き出しを増やす」ことを目的の一つとして設定し、「アウトプットをする」前提でサイトを観察し始めたことで、今まで見えていなかった部分や全体を通してのデザインの意味、目的などをより考えるようになりました。
目的を達成するまでのプロセス・表現が学べる
7つのサイトをレビューすることで、どんな手順で、どんな手法を使って目的を達成しようとしているかを学べました。
それぞれWebサイトの目的やターゲットが明確で、ページの第一印象を決める大切なファーストビューの使い方、全体を通して感性に訴えるストーリーやレイアウト、イラスト・アニメーションの効果的な使い方など、とても勉強になりました。
デザインは問題解決・目的達成の手段であるため、今後も多くのサイトを見て、より効果的なデザインを学んでいきたいと思いました。
1日1サイトレビューを7日間続けてみた感想
レビューを7日間継続して感じたことは、「もっと早く始めれば良かった」ということでした。
目的を持ってサイトを観察することで、今まで「勉強したつもり」「知っているつもり」だったことがたくさんあることに気づきました。
また、限られた文字数でアウトプットすることで思考の整理ができ、継続すれば言語化する力も確実に伸びると感じました。
最後に、良質なサイトは見るだけでテンションが上がり、知らなかったこと、新しく気づいたことがどんどん出てきたので、知的好奇心も刺激されてかなり楽しかったです。
今週分のレビューをnoteにまとめました
6月17〜22日分のレビューをnoteにまとめてみたので、興味がある方は見てみてください。

まとめ
1日1つ、気になるWebサイトのレビューをしてTwitterでアウトプットする「#1日1サイトレビュー」をやってみてわかったメリットや感想についての記事でした。
7日間レビューを毎日継続した結果、次のような「いいこと」がありました。
- Webサイトを見る数が圧倒的に増えた
- 最近のあるあるデザインが見えてきた
- 一つ一つの要素をよく見るようになった
- 目的を達成するまでのプロセス・表現が学べる
いいWebデザインができるようになるには、世の中にあるいいデザインに触れることが必要だと思うので、今後もサイトのレビューをする練習を継続していきたいと思います。
▼Webデザインの勉強法まとめ
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『だから、そのデザインはダメなんだ。』は、WebサイトのUI設計や情報デザインに関しての考え方を、レイアウトやコンテンツ、ユーザビリティなどの観点から解説した書籍です。